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2019年4月20日の大崎裕史の今日の一杯

東京都江東区住吉

2016年7月24日オープン。「店主は賀乃屋@北上尾出身。修業先とは異なる味を提供。」となっている。2019年2月1日にオープンし、4月1日の「今日の一杯」で紹介した「中華そば ながくら」のはす向かいにある。このあたりは駅から遠く、この2軒を連食する人が多いのではないだろうか?
私も「ながくら」に行く予定だったときにある人が「きくち」と連食するのを読んで「あれ?「きくち」って知らないな。私も連食しよう。」と思っての連食だった。ところが、店の前に行ったら見覚えがある。店内に入ったら以前来たことを思いだした。どうやら「店主は賀乃屋@北上尾出身」というのに惑わされてしまったようだ。私の記憶だと「石神本に載っていた埼玉のお店が都内に移転」だった。店内に石神本のコピーが貼ってあったのだ。2000年3月発行で石神本としては2冊目。掲載内容は「厳選素材のスーパー屋台で無化調スープ」「料理のプロである息子に教わった」など。今はその息子さんがやっているのだろうか?
ちなみにこの店、RDBの江東区ランキングだと「吉左右」「こうかいぼう」「縁道」「二郎亀戸」などの名店に続いて5位。「やまぐち辣式」や「つきひ」よりも上。すごいことだ。
再訪だったことがわかったので限定の「国産背脂ネギラーメン」900円を注文し、ワンタン250円をトッピング。そしてスープを飲んでさらに思いだした。「あぁ〜そうそう、優しくも味わい深いこういうスープだった」。葱も背脂も上質。おいしく完食完飲。
ところが、4月13日のTwitterによると4月24日でこの場所の営業を終了し、埼玉県の新田駅に移転するとのこと。屋台時代は羽生市だったが、近くに戻るようだ。
近くの方、あるいは今の店で食べておきたい方は急いで行くべし。

お店データ

麺匠 きくち

東京都江東区千田22-5 サンハイツ千田101(住吉)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。