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2019年6月11日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区不動前

創業1965年6月。この6月29日で54年の歴史に終止符を打つ。
東京オリンピックの翌年にオープンし、東京オリンピックの前年に閉店するとはなんと因果なことか。。。

商店街でもなく、人通りが多いところでもない。そんな立地で50年もの商売を続けるのは大変だったであろう。
会社から徒歩20数分で行けるが数えるほどしか行けてなかった。
閉店だから行く、というのではなく今回は町中華続きで行ってきた。
いろいろ食べたかったのでスタッフを一人連れて二人でシェア。
頼んだのは、
ワンタンメン600円
肉ソバ800円(あんかけで味が変わるので比較したかった)
餃子500円(5個)
チャーハン700円(半チャーハンもあるが今回はあえて)
半カレーライス350円(もちろんフルもあるがこちらは半分で)

閉店するからとか、高齢夫婦だからとか、町中華だからとか、いろんな意味合いの『調味料』も混ざっているだろうけれども、おいしかった。どれもおいしかった。

蕎麦屋で出るようなドロリとしたカレー。
濃いめの味付けのパラパラチャーハン。
ふっくらモチモチした餃子。
たっぷりスープにふわふわワンタン。
麺はゆるめ。豚骨と煮干しで取ったあっさり醤油味。
野菜と豚肉を炒めてあんかけにした肉ソバ。

肉ソバじゃなくてタンメンの方がよかったかな?というのがわずかな心残りだがお疲れさまでした。
(まだ2週間あるので、まだ行ける。)

最後に壁に貼ってあった店主の言葉。(いくつかある中の三つ)
『小さな店であることを
 恥じることはないよ
 この小さな私の店に
 人の心の美しさを
 一杯に満たそうよ
 H18.5 吉日 店主拝』

『頑張らないで
 諦めないで
 投げ出さないで
 こんなモットーが似合う
 年代になった私ども
 まだまだ精一杯
 仕事に力を入れます 
 どうぞ宜しくお願い致します
 店主拝 H20.1』

『継続は力なり
 この道45年の私が
 腕を振るってお客様に
 旨いソバ 旨い飯を
 味わってもらい 帰り際に
 旨かったヨ!と云われる
 この幸福をいつまでも
 大切に今日も頑張っています
 H22.5  店主拝』

お店データ

中華 こばやし

東京都品川区西五反田5丁目23-9(不動前)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。