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「真鯛と蛤の塩そば」@SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店の写真11月某日、夜、本日は昨日のレイトショー鑑賞に続き、連日のラーメン店攻略として最大の課題店攻略に臨むミッション敢行。「呼びラーメン」として「あぶらー亭 桜上水本店」に突入後、進撃したのはこちらの店。

幡ヶ谷「SOBAHOUSE金色不如帰」時代に2回の突撃経験はあるが、移転後は勿論初。移転に伴い自家製麺の導入と塩そばの見直しに踏みきった旨の情報を得たので、気合を入れてそれ狙いの突撃をかける。

17:50着、シャッター前2名に接続、東京でも屈指の行列店故に満を持して早めに着いたつもりだが、既に先客がいる。スタンバっている外までハマグリと煮干しの香りが漂って来る。期待はどんどん膨らんでいく。開店時間を3分ほど過ぎてから店内に。券売機(メニュー写真)にて「左上」となっている‘真鯛と蛤の塩そば’(900円税込)を選択、カウンター席に着座、後客30名くらい。

卓上の能書きを読みながらスタンバる。すると今回の品、「白トリュフオイル」は兎も角「ポルチーニデュクセル」「インカベリーソース」「国産黒豚パンチェッタベーコンビッツ」「デ・ベジョータ(レアル・ベジョータ)バラ肉」等々、信州の田舎屋では聞いた事が無い食材が羅列されているぞ。即座に期待はいきなりMAXを振り切る。そして待つ事9分、着丼。

ビジュアルは、チャーシュー、穂先メンマ、刻み小ネギ、白髪ネギ、そしてどれがどれだか分らんが、前記の食材が、淡い茶色の塩スープに乗っている。

スープから。動物系を一切手配したと言うスープは、白トリュフでの洋風の香りがふわりと漂い、十八番のハマグリのコハク酸のふくよかな旨味を伴う魚貝風味と、如何にも鯛らしい繊細で端麗なる魚介の味わいに満ちている。合わせられた塩ダレは沖縄海塩とモンゴル岩塩という事で、当然塩カドは無いものの、力強い塩の旨味を味わえる。動物系は介在せずとも魚介系だけでただならぬ旨味を成立しているのだ。

そしてブラウンのペーストがポルチーニデュクセルで、豊潤なるキノコの香り、そして粒々のあるディープパープルのソースがインカベリーソースで確かに僅かにガキの頃に食ったほうずきの香りが立ち、更にはパンチェッタベーコンビッツの香ばしいベーコン風味が「時計じかけのオレンジ」ならぬ「時計じかけのアレンジ」の如く、我が駄舌でも次から次へと時間差でアレンジの妙が分かったりする。このスープに仕掛けられた「香り」がもたらす変化がキーポイントとなる実に実に美味い塩スープである。

麺は断面四角のほぼストレートな中細麺。良く見ると全粒粉が練り込まれており、茹で加減やや硬めが良く、しなやかなツルツル、パツパツとした歯切れ感を伴った食感が実にイイ。小麦の風味も強く味わえる。豊潤な塩スープも良く纏ってくる。実に美味い麺である。

具のチャーシューはピンク色が映える豚ロースのレアチャーシュー。薄味付けでの豚肉の旨味が十分に味わえる。カットされた小さな脂身がデ・ベジョータバラ肉と思われ、今まで味わった事の無い高貴な脂身の旨味を味わえる。穂先メンマは柔らかサクサク、薄甘醤油の味付けが美味い。刻み小ネギは青ネギの部分でフレッシュなネギ薬味感、そして白髪ネギのネギ薬味も塩スープに良く映える。

スープ完飲。二日間に亘った東京でのサブミッションのトリを飾ったこちらの店での「真鯛と蛤の塩そば」。「SOBAHOUSE金色不如帰」時代から初めて食った塩ヴァージョンであったが、ウリのハマグリを主ベースに鯛の上品な魚介ダシで補強したふくよかな塩スープに、今まで味わった事の無い珍しい素材からの「香り」のミックスとアレンジの効いた究極と言って良い塩ラーメンで、何か突き抜けた感を思わす美味さに全面降伏。私的塩ラーメン史上、屈指の一杯となった、、、

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