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≪記憶に残るラーメン 千葉編≫

4年前の東京出張翌日の休日を利用して、その半年ほど前にも突撃し「臨時休業」で見事に爆砕したこちらに、満を持して再突撃を試みる。今回は二の轍を踏まぬよう前日に営業を確認していたから大丈夫だ。

9:55着、既に外待ち30名以上の長蛇の列、真冬の寒風吹きずさむ中接続、後客も続々と増えてくる。平日なれど流石に大人気の店である。取りあえず信州人で寒さには強いと高をくくって待っていたが、トレンチコートを着ていても列がほとんど動かないので徐々に身体が冷えてくる。寒い。

一時間以上待ち、漸く入口近くに辿りついた頃、おにーさんの案内で店内券売機にて狙いの表題(当時800円)をプッシュ、更に20分程して店内壁側のカウンターにやっと着座。厨房には若きカリスマ店主が元気に立ち回っている。この頃には身体がすっかり冷え切り、歯がマジでガチガチ震えるほどに。待つ事5分、着丼。

ビジュアルは、キレイに麺がすかれた麺丼と、魚粉の混じったドロドロの豚骨魚介のつけダレの器にはチャーシュー、メンマ、ナルト、ノリ、刻みネギが認められる。

早速麺を浸してガシッとイク。ほぼ瞬時にドロドロのつけダレから、今までつけ麺で味わった事の無い強烈な旨味を感じる。節と煮干のガッシリと効いた魚介の味わい、濃密な豚骨の旨み、濃厚ながら甘みのバランス感に秀でた醤油のカエシ、これらが凝縮した「旨味」は当時つけ麺では私的最高であった初期の「六厘舎 本店」で味わったインパクトを遥かに凌駕する。私の求める「豚骨魚介」の理想とする味わいがこのつけダレにあった。いまだにガチガチと震え続けている口内でも、群を抜くその美味さが終始替わる事が無い。至極のつけダレである。美味すぎる。

麺はほぼストレートの太麺。やや茶色みがかっているのは全粒粉が認められる。ツヤツヤとしている麺は茹で加減丁度良く、コシがありムチムチ、モチモチとした硬派な粘着感のある食感。これがまたいい。全粒粉入りの小麦の味わいもある。自家製麺と言う事だが、この食感は最強レベルの自家製麺だと断言出来る。

具のチャーシューは厚みがありデカ目の豚バラロールチャーシュー。意外や薄味付けながら、豚のジューシーな旨味が味わえるもの。実に美味い。メンマは醤油の薄味付けが香るサクサクコリコリのもの。これも美味い。ナルトが入っていること自体、私的にウレシクなると。ノリも、パリって磯風味が香る。ちょっと多めの刻みネギの量も適宜。この薬味のバランス感が絶妙でもある。

最後にスープ割。これは「あっさり」と「こってり」が選べる模様で、濃口好きの信州人は「こってり」でコール。程なくして刻みチャーシューと刻みネギ、更にゆづが補強されて再登場。流石に「こってり」だけあって、旨みの粘度が変わらず、ヘビーな旨味あるつけダレを最後の一滴までしかと味わう。

もちろん完食。完食後でも寒さでの歯のガチガチ震えが笑っちゃうほど止まらない。しかしこのつけ麺の美味さだけは十分に味わえた。当時でも巷に溢れつつあった「濃厚豚骨魚介」のつけ麺の中でも全く次元の違う美味さがあり、それは今日に至るまで私的つけ麺史においても超えるものに出会った事が無い。まさに至極のつけ麺である。行列で2時間近く待つ価値は十分にある。出来れば再食したい筆頭のつけ麺だが、真冬に並ぶのだけは避けたい、、、

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