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のらのら

男性 - 東京都

はじめまして。レビュー開始から一年が経ち、二年目の目標を全国制覇にしました。一杯のラーメンに出会うまでの経緯も書き記しているので、前置き等が長くなりがちですがお許しください。しかし採点に関しては立地 接客 衛生面 価格設定などは考慮せずに、ラーメン一杯に対しての評価にしています。自分の好みだけで評価しているので不快な文面もあると思いますが、何卒宜しくお願いします。

平均点 73.435点
最終レビュー日 2019年7月20日
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レビュー 店舗 スキ いいね

「鶏だく ¥800+煮玉子 ¥100」@麺屋 極鶏の写真日曜日 晴天 14:40 先待ち40名以上 後待ち不明

思いつきで始まった〝ラーメンひと筆書き〟も昨日の長野〜富山〜金沢と順調では無いものの無事に後戻りだけはしない計画を守ることだけは出来た。昨日に引き続き金沢〜敦賀も予定とは全く違ったが後戻りなく前に進んで京都駅まで辿り着いた。

敦賀からのサンダーバード号の車中で調べておいた京都府第一位の店に向かって地下鉄烏丸線に乗り継ぎ最寄りの松ヶ崎に降りた。ここからはバスのルートもあるが一食目の消化を促すために20分かけて歩いて向かう。

これから先の人生で歩く事のないと思われるキャンパス脇の住宅地を歩き京都らしい川を渡り通りに出ると驚きの光景が広がる。昼をとっくに過ぎた時間帯なのに15名以上の行列が続いている。慌てて最後尾に並ぶと店員さんが「50分後の案内の整理券です」と言って手書きのメモのような整理券を渡してくれた。今の行列は前の整理券の客のようだ。思わぬ人気店ぶりに圧倒された。

歩道が狭いのでその場で待つことは出来ず近くを散歩することにした。通りを少し歩くと別の15名以上の行列に出くわした。そこも鶏白湯のラーメン店だった。その先の交差点にも同じような行列が2軒もありいずれもラーメン屋だ。半径100mくらいの場所に15名以上の行列が4軒も並ぶ景色は未だかつて見たことのない風景だ。この大丸交差点はまるでラーメン屋のスクランブル交差点で京都のラーメン熱が伝わってきた。

さらには行列こそ無いが複数のラーメン屋を見つけた。ここが日本一の激戦区ではなくないかと思いながら整理券の時間に店に戻るが行列は途切れることなく最後尾に続く。歩道のブロックに座っている方が半数位上いるが、いずれも外国人観光客のようで日本一の観光地のインバウンド需要を肌で感じた。

列に戻ること30分でやっとの入店。行列の最中に手渡されたメニューであらかじめ決めておいたお題を発券し味玉を追加した。カウンターに座り店内を見渡す。カウンターとお座敷とテーブルの複合型店舗を五人体制で回す。一人は行列対応の専任だ。ムーディーな洋楽が流れる店内は鶏出汁のクセのある香りはしない。

着席すると2分程で京都 No. 1を誇る我が杯が到着した。ある程度の覚悟はしていたが、それを遥かに上回る容姿にたじろいでしまった。白磁の切立丼の中にはドロドロの液体とは異なる次元のスープの上に麺と具材が浮かんでいるのだ。

清湯系が好みの私にとって過去最大の挑戦であろうスープをひとくち。レンゲがスープに触れた時の感覚はコーヒーフラペチーノにストローを差した感覚と瓜二つだ。恐る恐る口に含むと予想外にも一番先に感じたのは野菜の旨みだった。すりおろしたジャガイモや玉ねぎの甘みの後に鶏白湯のコクが連れ立ってきた。しかしスープだけを飲める濃度でも塩分でもなく私にはひとくちでリミットを超えてしまった。

全くスープと馴染んでない麺をそのまま食べてみると小麦の香りと甘みのある麺で低加水と固茹で具合がハリとなって表れている。スープの中を何度も何度もくぐらせてようやくスープと絡んだが私のラーメンの概念とは別世界に連れ出された感じだ。もはや喫茶店のミートソースをスパゲティに絡める作業と同じだった。

具材は撮影用にあと乗せした煮玉子以外は雪崩に覆われたように姿を確認することすら困難な状況だ。形状から焼豚だとは分かるが部位までは特定できないものを食べてみる。肉質から豚肩ロースと思われる焼豚は赤身の食感は残っているが旨みは逃げてしまっている。

極太のメンマは噛んだ瞬間に体験したことのない固さに驚いたが通常の繊維の切り方と違って輪切りでカットされているのでサクサクと嚙み切れる不思議なメンマだった。

追加した煮玉子はいわゆる味玉で泥地獄のようなラーメンの中で唯一私に優しく語りかける。

薬味は白髪ねぎと青ネギの小口切りだが麺をスープに絡める時に麺との区別がつかないほど混ぜてしまったので辛味の強い白髪ねぎが味覚と食感の悪さのツープラトンで攻撃してくる。

あんなに並んだのにほとんど食べられず箸を置いてしまった。もっとしっかり予習をしてくれば近所のラーメンの方が私には向いていたかも知れないと後悔しても後の祭り。このまま京都に滞在して夜のラーメンでも探そうかなとも思ったが道はまだ半ばと滋賀県第一位の店のある彦根駅を目指すことにした。

京都バスと京都市営地下鉄東西線を乗り継ぎ山科駅からJR新快速 米原経由敦賀行にて彦根に向かう混み合う車内で友人にラーメンの写真を送ったら「極鶏でしょ、行ったことある」と返信が来た。まさかの身近に経
験者がいたとは、「そういうの早く言ってよぉ」とぼやきたくなる一杯でした。

ここまでの旅のおさらい

東京〜長野〜富山〜金沢〜敦賀〜京都

移動距離 697km
乗車時間 6時間34分

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