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とまそん@ラーメン食べて詠います

男性 - 東京都

自分のラーメンライフを振り返ってみました・・・https://hikakujoho.com/manekai/entry/20180712

平均点 83.276点
最終レビュー日 2019年10月22日
3,915 2,441 13 23,657
レビュー 店舗 スキ いいね

「冷やしぷるぷる鶏そば 温煮干スープ付き・・・その他諸々」@麺処 あす花の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/07/27/000000
とまそんのYouTUbe: https://youtu.be/E_p78FmBKVc

<夜の居酒屋営業&オフ会・・・初潜入>

 お誘いをいただき、数年ぶりに「オフ会」と言うラヲタの集まりに参加させていただきましたぁ〜。mocopapaさん、としくんさん、ピップさん、がくさん、ぱとさん、ありがとうございます。場所は「麺処 あす花」さん。前から行ってみたかった夜の居酒屋営業へ!。お会いできて光栄。そして、酔いながらも皆さんの行動力にも感服し、オレもまだまだじゃな・・・なんて、妙なこと思ったり(笑)。

 お酒は飲み放題システム。そしてこちらはセルフサービス。何十年ぶりにビールサーバーを手にしましたが、テクニックは衰えてませんでしたよ!昔むかし、バイト先のプロから教わったことありまして〜・・・泡も楽しむ!。しかし本音を言うと、こんなに夜の部が完璧だったとは思ってなかった!。素晴らしいので全部語りつくせないが、酔った頭が覚えている範囲で、ラーメンを中心にご紹介させていただきましょう。




<全体> つけ麺なのか? 汁そばなのか?実にフリースタイル!コントラストが幾重にも!

 ラーメン中心なので、コース〆の一杯である「冷やしぷるぷる鶏そば」からコメント。実はこれには「温 煮干スープ付き」と言う副題があり、セットメニューです。この構成がまず強烈に意識を引きます。「つけ麺スタイル」なのか「単に付属する」だけなのかが不明。あす花店主に伺うと、どちらでも良い・お好きな食べ方でと言うことだ。つまりフリースタイル!。

 これには幾重に「味のコントラスト」が見事に張り巡らされてますよ〜。「本体」と「付属」の関係で表すと・・・「塩 vs 醤油」「鶏 vs 煮干」「冷 vs 熱」「ジュレ vs 汁」。特に、塩と醤油の両軸展開には、これは何系?と分類のしようがないし、ジュレと汁の組み合わせだって「いそじ@代々木の冷やし中華」以外に思いつかん。これだけでもう・・・かなりユニークで崇高な一杯です。




<ジュレ> 鶏エキスが芳醇でコラーゲンでプルプル表現!あっさり&コク深い鶏出汁ジュレ旨し!

「ぷよぷよ」鶏そば・・・と言うネーミングが女性らしいね(微笑)。女性がぷるぷると言えば、もうそれはコラーゲンを指す!?。大山鶏を扱うこの店だから、実に質の良い鶏エキスのコラーゲンでしょう。これがまた完璧な仕上がりでして、鶏コクが十分に伺える上に塩加減も完璧。ジュレ状態のハードさは、例えば麺にかかってもひたひたになり切らず、麺には空洞の隙間がキープされるほど。しかも量がフツーに汁系に匹敵するボリューム感!。嗚呼、まさしく鶏エキスが芳醇でコラーゲンでプルプル表現!あっさり&コク深い鶏出汁ジュレ旨し!。つけダレなくとも、これだけで既に完成の域ですな。

 そして薬味がまたよく合う!。レモン・茗荷・大葉・柚子胡椒・山葵。大体の想像できると思いますが、茗荷と大葉はテッパン級の硬い安定度。レモンは麺にかけるとして、茗荷と大葉は麺でも煮干スープでもどちらでも合いそう。私は冷たい方が合うかと思って前者へ。柚子胡椒はもちろん塩味に合わせたいから麺丼の方へ。最後に山葵はなぜあるのだ?と思ったが、これは醤油味の煮干へと投入してみました。皆さん好みでバラバラ〜だったけど、同組ああせても旨いよきっと。




<煮干スープ> 煮干が効いてると思ってたら・・・醤油の他にも滋味深い鰹節と昆布のエキスも!?(たぶん)

 スープ単体としても良くできてる。そして塩気等味付けレベルもそのようです。煮干スープと簡単に言い切ってるけど、結構これはこれで手が込んでるよ(爆)。確かに一口目からホッとさせる煮干の旨味。種類までは分かりませんが、ニボっと遭遇するような苦味ではなく柔らかい甘味。香味油として煮干を溶かしているのか??不明ですが、とても円やかな風合いだったのが、すごく伝わります。

 しかしそれだけじゃないね。一味?のチリッとした風味も微妙に浸透しますが、味わい続けていくうちに鰹節の出汁感が滲むではないか!(相当酔ってたから自信なし・・・ここでは一応言い切る)。そんなことを感じていると、余計なことかもしれんが昆布系の旨味もかなり溶けているような気がしてきた。




<麺> 加水がやや高めだからこそ!柔らかい麺がトロトロイメージに合う!

 前半は「別々」に。後半は「つけ麺スタイル」で食いました。まず前半・・・麺の腰つきと歯ごたえが柔らかく、ジュレと一体感が素晴らしい!。汁の持ち上げどころの話ではありません。とにかく絡みまくっているのだから!。すすり上げるとジュレが口の中に押し寄せるようで、気分は汁そばと混ぜそばの中間的な感覚で食ってた記憶。滑らかな腰つきが、ライトな啜り上げにも貢献してるね。またジュレが旨味濃厚なようで鶏そばとしてのあっさり感もあるため、麺の味わいや風合いもマスキング仕切ってない。茗荷や大葉も絡まり合って、それがまた旨い!プツプツとちぎった後は、ほぼすぐにそのまま飲み込むように・・・夢中で食ってました。

 さて後半。つけ麺スタイルでいきますが、ジュレが相当麺に絡まって出汁に入れられるから、ゆっくりと出汁の味も変化してゆくようです。煮干の世界に徐々に鶏旨味が加わるので・・・。やはりタレにつけるとかなりジュレが煮干スープに洗い流されるようです。しかしまた別の旨味も引っ掛けてくるようで、ここで「塩味」と「醤油味」のコラボ感が初めて味わえるかと。通常のつけ麺に感じる「ひやあつ」感に加えて、味コントラストがコラボに変化する一瞬の旨さを味わえますよ!。




<トッピング他> 最後に締めとしては非常に良くできている完成形!

 これだけを単品で、薬味セットなしで見ると寂しく見えるかもだが、コースメニューの〆一杯ですからあしからず。むしろ、ジュレと出汁の方に意識が支配されるので、この程度が味の厚化粧にならずに済むかと!。ま、多くを語らずとも、鶏胸肉のチャーシューは細切りになっても上質感バリバリ。しっとりした繊維質にはほのかな塩気と肉旨味があり、ジュレに少し絡めて食うと立派な一品おつまみにも匹敵です。味玉だっていつもの一軍レベルだし、このボリューム感でこの質感なら既に、〆の一杯としては完成です。




<ジュレ割?> 煮干スープをジュレで割る・・・このまま別のメインスープにも匹敵のうまさ!

 勿体無くも、鶏塩のジュレが少し残ってしまったので、煮干スープに入れてみました。この瞬間がまさに旨味のカオス!。熱は冷めてしまうんだが、実に複雑エキスの凝縮で、まさにフュージョンスタイルのうまさ!。ひょっとして、これの延長戦上で、立派な特製ラーメンが設計し仕上がってしまいそうな迫力!。




<その他> 本日のコースメニュー

 せっかくですので、他のメニューも簡単にご紹介させていただきましょう。

①冷やし茄子
 最初のサラダ感覚ですね。焼きなすスタイル。鰹節がふんだんにかかっており、薬味の青さが目に眩しいほど。さすがオヤジ世代の好みをわかってらっしゃる!。

②サーモンと新玉ねぎのサラダ
 これ完璧!サーモンの脂がのりきっている上に、ドレッシングがマリネのように絡み浸透し、実にさっぱりさと濃密さが味わえる一品。すみません!ちょっと私が多く食べてしまったかも(爆)。

③枝豆ペペロンチーノ風
 枝豆もこんな風にもなるんだーって実は深く関心。そして枝豆の仕上がりも完璧だもんね!。フツーの塩気にピリ辛な旨味が浸透して実に旨し!。これ食ってから、セルフのビールサーバーへ向かう頻度がアップしたかも。

④とうもろこしのかき揚げ
 夏を感じる天ぷらと言えば、トウモロコシ!。この一品は、子供の頃からよくお袋が作ってくれたんだよなー。しかしそんな憧憬を吹き飛ばすほど美味かったのだ!。トウモロコシが甘い!まさに味付け不要なんじゃねーかと思えるほどに。またビールが進むぜ。

⑤合鴨ロース和風煮

 鴨はどうしてこんなにも、オヤジたちを惹きつけるのでしょう。普段の鶏肉には及ばない野趣なパワー。四つ足系には成し得ないたっぷりとした繊細さ。一度鴨の旨味を知ってしまったら、もう意識から消すことができない魔力的な肉。それが今回は和風で仕上げられて、さっぱりといただけるとは!。天才のなせる技かと!。




 総じまして「旨さでカラダ固まる・・・そんな感動レベル!」としか言いようがないね。こんな感じで首尾一貫して圧倒されまくりの約2時間半でした。いやーこの店スペースにおられる方々と、あす花店主にはただただ感謝でございます。さて〆の一杯は、あまりにも驚きの構成と旨さだったので、しばらく考え練ってたか試作重ねましたかと直接伺ってみました。すると「え!?実は朝思いついてやってみたんですよ・・・」なんて照れ笑いが返ってきた。逆にまた驚いたー。ただただ美貌と才能を讃えるしかないよね。そんな思いと感謝を伝えつつ、とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。



   痛快に
   美食語らい
   集い食う



   ラヲタ狂宴
   乙女がひとり



 お粗末!と言うこと家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「トリスハイボール+レモンサワー+盛岡スープ冷麺」@中華食堂 一番館 中野サンモール店の写真2017夏「冷やし中華」の旅の陰でこっそり食ってたシリーズ

<中野サンモール店だけの独自格安スタイル>


 ただでさえ「一番館は安い!」のですが、一番館研究家の私としては、「中野サンモール店」がオススメです。さらに安くなるシステムがここだけにある!。例えばこの2点です。


 その①:口頭オーダーより、入口券売機で食券を買うと安くなる!


 この店だけ、入り口に券売機があります。そのままスルーして座って、メニュー表から口頭オーダーするのが一般的なんですが、そこをあえて券売機で食券購入してから座り、手渡しオーダーにすると通常より安くなるのです。例えば、今回私が頼んだ「盛岡スープ冷麺」たったこれだけで20円値引きになります。ただし、100円ハイボールがさらに値引きされるかと言えば、それは鬼の所業でして対象外。でも何がどう言う風にコスト削減になるかは知らんが、低価格路線でさらに掘り下げられると言うのはすごいー。ちなみに、これを利用して居座る客が追加注文するときは、券売機でまず食券を購入して、厨房近くで食券を手渡し、自分のテーブル番号を伝えると言うプロセスになります。


 その②:大盛対応・酒メニューなど独自な色合いあり!


 支店ごとに特色を出しているのです。前回訪問時は、ハイボールが種類選べたり、また濃度を濃く(+50円)したりできて、店により単価とシステムが違います。ちなみに、中野南口店では「酎ハイ」だったのが、ここでは「レモンサワー」と言う呼称です。名前の通り、レモンの味わいがサワーであったー。一番館は結構巡っているのですが、微妙にサービスが違うのでそこを見つけ出すのも面白いです。あ、そうそう!大盛り対応も店毎に違うんです。この中野サンモール店では、私が訪問したこの時期だけだと思うけど。「大盛り+10円」と言う設定です!。他店では+80円とかまちまちー。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249092533






<邪魔くさいので一度に酒を持って来い~~~ ^_^>


 券売機システムだと、飲みメインの場合は面倒臭いんです。例えば酒をお代わりするときに、毎回券売機へ足を運ぶのか?。それはそれでもいいんですが、なんだか酒だとそう言う行為が興ざめする思いがしてしまう。酒飲男前になりたい私は(邪魔臭い私は)、一度に2杯分の酒食券を手渡します。当然、一人の客に2杯運ばれて不自然な状況。左右の客からちょっと注目を浴びますが、気にしない。でもこれでちょうど良いのです。トリスハイボールは、1分もしないうちに空になり、あとはレモンサワーをちびちびしながら、冷麺を待つことになるのですから・・・・。

(アルコールたち)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249092470 





<いくらでも啜り続けることができる~>


 レモンサワーが残り三分の一になったところで、タイミングよく配膳されました。冷麺!焼肉ではクッパよりも好き!。真冬でも冷麺っすよ!焼肉だったら。でもそんな散財ができない私には実に嬉しい展開です。総額780円で、飲んで冷麺をいただけるのですから・・・・。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249092471

 まあ、出汁は冷え冷えな鶏ベースの塩に、乾物の味わいが溶け込むタイプです。そこに、白菜キムチがアクセント。ほぼこの味わいが支配的でして、むしろ食が進みます。キムチ一色になる感じでもなく、ベースの出汁の甘みも感じられてこれまた抵抗感なく、暑さで弱った体に染み入る感じです。冷えているからこそ美味い汁。冷麺でしかありえないかもしれません。いくらでもゴクゴクと飲み干せそう。ポカリスウェット以上に。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249092476

 野菜の甘みも滲んでいると思います。特に量産的なケミカル感もなく、ワンコインそこそこで食わせてくれる冷麺としては、とてもナイスと思えました。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249092495






<もう縦伸びの凄さは半端ない~!冷麺でしかなし得ない快感!!>

 盛岡の冷麺は、お土産でもらいました。その麺はもっと深くて暗めの褐色でして、岩手県郷土展などで紹介される冷麺は、もっと深くて暗い色合いだった言うのが記憶です。今回の麺はその逆っぽいのですが、キラキラしていてそれは好感が持てます。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249092503

 透き通った麺は、まるで相模湾のしらすか、富山湾の白魚かと思うほどに透明度です。行き着くところ人工物か?と思うほどの整い方ですが、前歯で千切ろうとすると、びよーーーーーーーーんとする縦伸びはハンパない。グルテンとかそう言う風合いは一切関係なく、麺と汁が口の中だけでコラボする味わいと感触に集中するしかないっすね。ここではズボボボボボボボッボーーーーってすごく思いっきり音を立ててすすって、ストレス発散気味に吸い込みました。ところが、麺が異様に長いーーーー。少しハサミで切ってくれ。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/249092510

 トッピングを少しだけ補足します。鶏の胸肉は、スープを浸して食う「媒体」みたいによく機能します。嫌味でなく。また、味玉は有難い。サッパリ一辺倒の味わいの中に、マッタリとした味わいが一つでもあるだけで、心が落ち着きます。あとは、盛り付けだけ気をつければ、かなり印象が違うと思うのだけどなーーー。勿体無いと思うから、ポテンシャルを認めているんです。







 総じまして、「焼肉抜きでもアリ!年中期待の格安冷麺!」と言うことで、密かにレギュラーにならんかと祈る思いです。冷麺って実はすごく楽しいメニューなのに、単体で食うタイミングが非常に少ない!。関西転勤中には、神戸の山手通りで冷麺専門店ってのがあって、かなり重宝させてもらったのですが、東京に戻ってからどうもそう言う麺探訪ができてない。やはり、冷麺はそそるものがありまする。引退する前あたりに、しっかりと盛岡に行って本場の冷麺を食うつもり。いつになることやらですが・・・・。そんな思い出と夢を語りつつ、ああ・・・・最近は疲労が取れないので、適当に詠ってもう寝ますー。



   汗だくの
   一日終わり
   酒あおり



   冷めぬほてりは
   冷麺任せ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「干貝柱と羅臼昆布のおだし    削りたて鮪枯節つき」@おだしと小麦 一三〇の写真<京和風もここまで極まれり!極上淡麗の満足感>


 とある事情により、また急遽京都へ・・・・・。用事を終えてしばしのラー活です。天下一品総本店の近くまで来てスルー。目指すは、「おだしと小麦 一三O」さん。以前ここには、「伊佐夫」と言うとても自分好みの淡麗なラーメン屋があったのですが、居抜きかと思えば少し寂しい。しかし、「一三O」は読み方を変えれば「伊佐夫」であり、リニューアル店だと知って、妙に胸を撫で下ろしてしまいました。それにしても、以前の訪問時よりは、何だかコンセプトが一層研ぎ澄まされた…………と言うか、かけ蕎麦一本勝負といった潔さがある。空気感もキーーーンと張り詰めたような清々しさを感じます。新緑のいい季節もあって、開けっ放しの入り口からそよぐ風も気持ち良し。暑くも寒くもなく、生命感が踊る京都東山の息吹も感じます。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406622

 今回は、久しぶりに長ーーーーーいメニュー。「干貝柱と羅臼昆布のおだし 削りたて鮪枯節つき」をいただきました。そう言えば、ローカルネタだが京都銀行のCMって、「長ーーーーーーーーーーーい」んだったね。

(メニュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406382





お通し:「先に味わって味蕾の感覚を整える」


 これは、サービス品。小皿に地野菜の湯引きっぽいのを提供してくれます。温野菜と言うより、温度が常温なのがとてもよろしく、苦味が飛ばないところが大変よろしいようです。ラデッシュは生ですが、ご店主は、「麺が出てくるまで先にお召し上がりください」との心意気での提供です。後から考えると、これが大変、その後の流れがよろしくさせていると思う。口の中を、一旦メインの一杯が運ばれてくるまで、感覚を整えると言うか、そんな感じ。箸が進む味わいとは別で、ゆっくりと野菜の苦みや甘みを楽しみたいと思わせてくれる質感が、とても雅やか。淡麗な日本酒のアテにでも十分に通用するお野菜小皿。盛り付けも見事で、この時点でちょっと気持ちが持って行かれたかもー(笑)。箸休めという感覚ではない、何か凛とした精神性も味わわせてくれるようです。

(お通し)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406457





おだし:「干貝柱も仄かさは滋味!昆布のしっとりさは美味! 枯節の華やかさは凄味!」


 配膳と同時に、鮪の枯節を提供してくれます。しかもこの枯節は注文を受けてから、必要分削り出すという手間のかけようです。配膳が終わったら途端に、ご店主から「後半に枯節を入れてください」とのご説明を受けます。まずはそれに従いましょう。そのまま、「おだし」をダイレクトにいただくこととする。これがまた、淡麗の極みというか、淡麗が裏返った優しさというか、淡麗の本質というか・・・・形容のしようがないうまさ。

(麺顔全景1)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406476
(麺顔全景2)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406498

 いわゆる薄味です。それはまるで、「水割りウイスキー」における「水の役割」。旨さや香りを因数分解し、また割る以前には存在しなかった華やぎを醸し出すのを連想してしまう。干貝柱と聞いて、あの濃厚なグルタミン酸(?)の存在感を連想しませんか?。それがほんのりと色づく感じの儚さを保つ味わいでして、それなのに不思議と物足りなくない。加えて「羅臼昆布」と聞いて、これまた同じようなグルタミン酸を連想しませんか?。こちらも同様な存在感で、シンプル・イズ・ベストとしか思いつかない味風景です。感心するのは『おだしの温度』。そんな儚い味わいなら、高温なら飛んでしまいそうですが、結構熱々な状態で提供してくれているのに、香りが飛ぶどころか定着化してるのが伺えます。この時点で相当満足しているのですが、さてここらか真打登場ということで「削りたて鮪枯節」を投入します。その前に、1枚2枚の枯節をつまんでいただくと、これまた酒のツマミにでもなりそうな、上品でしっかりした味わい。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406533
(削りたて鮪枯節)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406554

 投入してしまえば、まるでとろろ昆布のような感覚であっと言うまに沈んで溶けて行きます。ここからは、枯節から滲む「イノシン酸」のオン・ステージです。たった数枚の枯節を入れただけなのに、塩気の効いたような旨味がブワーーッと広がるから、一気に華やぎます。枯節自体の味が濃ゆいというより、複数のアミノ酸が一気に相互作用を展開し、味の深みを増幅したという味風景。シンプルというよりカオスという感覚ですが、実は普段食っているラーメンスープと比して冷静に考えれば、この状態でいつもはシンプルーーー!って心で叫んでいるわけだ。味の濃い薄い、深い浅い、シンプルか複雑かなど、いかにも絶対的観点でレビューしているつもりが、結局相対価値比較でしかないわけやん!!。

(儚くも・・・)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406601

 そして、この「おだし」を味わい終わったあと、脳が汗かいたような爽快感があったことも付け加えておきます。







麺:「小麦とつなぎ玉子の高密度感は比類なし!歯応えと滑るシルエットは明確!」


 このように淡麗なスープには、なんととてもハードな麺を合わせてきた!。どこまでも私の裏をかいて楽しませてくれます。小麦の風合いを楽しむという心の整理は当然していました。そして箸でリフトした途端に、その麺の潰し込みの強さというか、密度の高さがあることに驚かされます。平打ち形状で、穏やかな表情をして漂っていたから、しなやかな麺だと思い込んでたら、結構ガチガチハードな感覚で、それなのに、しなやか麺のように麺同士がまとまりがある。これは想像ですが、カンスイは使ってないのでは?。小麦粉の風合いがとてもストレートに伝わってくるし、何だかそば粉が入っているような素朴なイメージ。さらに想像というか妄想なのだが、それらを打ち水などというより、卵主体のつなぎ感覚を覚えます。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/247406577

 前歯のあたりは、この風貌にしてパツパツ。しかも、これほどの熱々のスープに浸っていて熱ダレ0%。汁吸い込みも低い。だから最後まで麺の風合いが生きるし、「おだし」に麺の余計なエキスが溶け込まない。奥歯でのプレスでは、ハードでニチニチっとしたすり潰しになります。また喉越しがいちいちいい感じ。すすりあげてからの、口の中のメッセージというか、駆け抜けるシルエットというか、非常に明確です。よくある風貌ですが、ラーメンの中では似たものを思いつきません。







 総じまして、「淡麗突き抜けて風流!禅すら覚える向き合う一杯!」と言う感覚で清々しいー。私のようにラヲタ感覚で食うのはおすすめしません。ただ、心を空(くう)にして食う(くう)。京都散策のついでに、京都一乗寺ラーメン街道ツアーをされるのでしたら、こういうのも一つ訪問先に加えておくと、思い出深いものとなりましょう。個人的にオススメです。どこか本当は教えたくないほどに・・・・。ということで、最近個人的にバタバタしていて京都に来る機会を得てますが、しみじみとさせてもらった食機会には本当に感謝です。そんな気分で詠います!。



   晩春に
   葵の青さ
   眩しくて



   清しく食う
   そよ風麗し



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「バン麺」@大勝軒の写真<大正時代から続く伝統の人形町系の系譜>


 所詮私はそういう男。・・・・年を取るなら静かに暮らしたい。しかしやりたいこともコツコツとやりたいねー。などと考えつつも、まだまだ子供も独立まで遠いので、働き続けなければなりません。年金制度もどう変わるか分かったもんじゃないし(良い方向とは思えぬが)、今日もまた今日の仕事で頑張らねばならないと、あくせくしております。そんな中、日本橋に外出する機会がありまして、誠に中途半端な午後4時に現地で解放されてしまいました。で、近くのコーヒーショップでパソコンとモバイルルーターを駆使して、モバイルオフィスタイムに突入。そんな合間に、折角だから通し営業やってるところないかなと、ぱらぱら調べたら、なんとこちら・・・・横山町の大勝軒が該当することが判明。適当に切り上げて早速突撃してみました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510815

 食べログやRDBやその他グルメサイトでも、このお店の表記がまちまち。店内に飾られた賞状を見ると「横山町大勝軒」という表記でしたから、「中華料理 横山町大勝軒」というのが、正解に近いのかもしれません。なにせ大正13年創業ということですから、歴史が古い。店の外観もそうだし、内観もゲキ渋ですよ。店内薄暗いから、営業してます?と思わず聞いてしまいました。先客ゼロだったのも不安だったので。中は日本風商業家屋そのもの。古くとも掃除が行き届いたところが凛と感じさせますし、土壁?もいい雰囲気です。

(内観1)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510680
(内観2)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510690

 中途半端な時間だったし、ラーメンでもさらっと食おうと思ったけど、メニューにはとても端っこに書いてあって、どうも「ラーメン麺あるけど、他のメニューをくってよー」と訴えてるようにも感じて、中でも「バン麺」という謎めいた一品をオーダーいたしました。とある、塩ラーメンのオーソリティーの方が、横浜を中心としたノスタルジー系ラーメンの中で、この「バン麺」につき深くれレビューされてるのも、影響されておりますかな。

(メニュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510658





汁:「ゆるゆる餡に仄かな生姜と干し椎茸の旨味!そして中華出汁の味風景!ノスタルジー中華麺」


 厨房の奥では、奥様と二人三脚のような調理の音や声が聞こえてきます。この店内の渋さの上に、BGMなど洒落たものは一切なし。とっても静かな空間で、静かというより、空間がキーーーーンとしております。スマホいじってたらシャッター音がなってすごく響く!! 静かすぎてドギマギしてると心臓の音が聞こえそうです。そんな中、老齢な店主が、体内にセグウェイでも仕込んでいるのかと思うほど、静かに滑るように近寄ってきて、それが運ばれます。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510712

 なんと平皿!汁なしか?と思えど、結構たぷたぷして十分な液体体積。レンゲで味わうしかない。皿にクチ直付けだとこぼれそうだから・・・。しずしずとレンゲですくって味わうと、それはゆるゆるの餡状態でして、いかにも中華屋の一品という感覚。店の和風スタイルとはミスマッチのようなベストマッチのような不思議な感覚。味がこれまたほっこりする醤油味。まず醤油の塩気が円やかなのですが、旨みがあっさりしていて、しかし深い。まず感じるのは、干し椎茸の戻し汁のような甘味。そして少しエッジを利かせているのは生姜の汁だろうか。どちらも微かすぎて、正直言って自信がないけど。それに、豚肉を炒めた旨みとか、トッピングのエキスが複雑に入り混じる、レトロなカオスがナイスです。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510726

 もう無心になって食らってしまった。レンゲを執拗に執拗にすくっては味わう。カチャカチャと音を立ててるのが響くのが恥ずかしいのだけど。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510769





麺:「柔らかい中太麺に味の浸透と餡の絡みが深い」


 昔家族で行った中華屋を思い出した。五目の餡かけソバが好きだったオヤジを思い出した。うちの実家のオヤジはなんでも餡かけ風にしてやったら喜ぶので、分かりやすい男であった(まだ生きている)。その餡と麺が絶妙に絡むねー。まるで餡かけ焼きそばのように。汁麺としては一回りだけ太目なストレート細麺。中華調理に適したような作りこみで、粉の風味よりも、出汁の浸透性に特化したような質実な麺。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510781

 確かに、出汁が沁みているようにも思えて「麺がうまい」と心の中で唸ります。プツプツと前歯でリズミカルに千切れる一方で、奥歯での潰しこみではモチっとした淡い反発あり。また啜るとにゅるるるうるるるるるっるるーーーっと滑り込むヌメリが艶めかしい。それでいて全体的には、ノスタルジー感満載。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510804




具:「八宝菜ならぬ、庶民的五宝菜というような和みあり!」


 数えてみよう。豚肉、筍、インゲン、白菜、椎茸・・・これくらいだったか。筍の歯ごたえが、ゆるゆる餡の中にあってはアクセントです。また豚肉も炒めた割にはフカフカで柔らかく、インゲンの青さある味とシッカリした歯ごたえも心地よい。全体的にとてもハーモナイズされた度合が高く、実によい中華料理といった感覚です。

(具材)http://photozou.jp/photo/show/1985094/246510742





 総じまして、「文化遺産的ノスタルジー麺」と言う何のひねりもない感想でごめんちゃい。いやー・・・ここいいわ。また周りの問屋街との共存もいい感じで、付近一帯が庶民的でとても良いね。その反面オフィスビルも立ち並んでいて、古さと新しさが交錯する街って感じの馬喰横山ですね。ここはまた来ます。中華の調理麺がうまい大勝軒・・・・「人形町系」という、また新たな扉を見つけて開けてしまったわー。という事で、新たな発見に興奮気味で詠います!。



   平成に
   時代錯誤な
   癒し麺


   大勝軒の
   大正ロマン


お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「麻婆麺」@源来酒家の写真PART4:麻婆の「汁なし」世界へ踏み入れてみた 〜その6〜
<名物たるアイデンティティ深い土鍋麻婆麺!>

 餡が独特で、どこか汁系から逸脱?「かなり汁多め」の汁なしってイメージかな・・・なので分類は「その他」。

 今回も汁なしを求めてやって来たのだが・・・とある知人から、あの店の麻婆だけは忘れられん!といわれたので前々から気にはなってたんですが、転勤してから遠くて長らく放置してました。しかし最近になって麻婆系に開眼したのもあって、先日重い腰を上げて訪問したものの満席で撃沈。ちょっと都心に用事があり、今回の外回りでリベンジついでに、少しだけ遠回りをして神保町にやってまいりました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/229262086





【溶岩のように沸騰する土鍋麻婆!辣油のシャープさと卵黄の円やかさが拮抗!】


 配膳の瞬間は、ちょっと驚いた感じがします。大体メニュー表に写真があってイメージができてたんですが、運ばれた際には、グツグツと音を立てて地獄池のように沸騰して出てきます。土鍋の保温威力というか蓄熱パワーが、麻婆の餡に魂を与えているよう。そもそも、これは餡なのか。汁系のようでもあり、いやいや汁なしのようでもあり、絶妙なオジヤみたいな液体感覚です。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/229262131

 ベースを味わおうとするけど、ゆるい麻婆餡の水分が浮き出た状況。それがすでに麻婆が煮えくり返って一体化。豆板醤のチリチリ感覚が低く、どちらかと言うと「肉味噌」という感じの挽肉の味わいがいいね!それでもしっかりと大陸系のスパイス感もあり、日本人のイメージするハードな麻婆豆腐って感じがいたします。そこに卵黄が徐々に溶け出しますから、よりまったりとマイルド感が高まりますので、麺との絡みも良さそう。この時点で、汁系ラーメンから少し逸脱するような思いです。

(麻婆餡)http://photozou.jp/photo/show/1985094/229262161

 豆腐も一丁弱はあるのではないかな?食っても食っても掘り下げても、豆腐が減らないような気分で嬉しい。そんな中、一部がこの豆腐でダムになってたようで、辣油の池が崩れて卵黄の濃ゆいところへ雪崩れてくる。黄色と赤色の入り混じる光景は、黒澤明の「天と地」みたいなせめぎ合いを感じつつ、木製レンゲを差し込んでぐぐっといただく。これが、熱で少し固まった卵とシャープな辛さが見事に融合して味わいが一気に三次元といった感覚。


 よくある山椒の攻撃はここでは薄いです。どちらかと言うと食べやすい麻婆のニュアンス。熱さと汁の飛び散りだけを気にしないといけないので、白いワイシャツを着たサラリーマンは注意が必要ですね。







【煮崩れしないしっかりさ!鍋焼きうどんにも負けないクッシリさとしなやかさ】


 麺がまた煮崩れないでいい!沸騰した溶岩スープの中にあっても、伸びたりダレたりせず最後まで鍋焼きうどんのように、きっちりとした風合いを保ってくれます。中太麺でやや緩い縮れを感じさせるフォルム。多加水はの中では低めと言う感じで、グルテンの腰の強さが印象的。前歯で差し込むと着け根が熱く感じてクシクシクシっと淡く千切れていきます。奥歯ではヌチヌチとした重みのある低反発で、食べ応えを十分に感じさせてくれます。こう言うところも、ハードな煮込みうどんには負けてないですねー。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/229262180

 表面はつるつるとしている光った見栄え。見た目通りに滑りもよくて内頬や口内の上顎部分に、すするたびに滑りが良い分、熱さを早く伝える。太麺が卵黄に絡まったのはやはり旨いね〜。卵黄も熱が通ると別の優しい風味が出てきますし、豆腐ともマッチします。白飯もいいけど、釜玉っぽいニュアンス楽しめる麺も捨て難いな・・・・。







【ちょっと気の利いたところがいいねー、お冷とお茶のドデカダブル!】


 さて熱さと戦いながら食う一杯なんですが、キンキンに冷えたステンレスカップと、ミニジョッキサイズの熱いお茶のダブルは、いい感じです。食う間も、食った後も、ゆっくりして行ってくれと言わんばかりの気遣いか。ちょっと気に入ったのでメモ程度に紹介まで。


 また紙エプロンが少しいい作りをしていて、白ではなく黒。これならおっさんでも恥ずかしくない。また安物っぽくない紙エプロンで、首に引っ掛ける部分も輪になっていて面倒な結びが要らない。持って帰ろうかと思ったけどやめた。

(その他)http://photozou.jp/photo/show/1985094/229262099





 総じまして、「神保町のサラリーマン御用達のやみつき土鍋麻婆麺!」と言うそのまんまの感想でごめんちゃい。ちょっと私の「汁なしイメージ」からは外れてしまったかもな・・・・。でもこれは、きっと週に一度は食うという常連が多い筈。だから先日も満席だったんだろうね〜。見直すべきですね。ちなみに私の後客も続々と来店。皆、麻婆麺。中に一人、ハーフ&ハーフという注文をしていて、麻婆麺と玉子チャーハンのセットらしい。その手もいいよね!次回はそれでいくつもり。ともあれ、混み合う店を混み合う時間を避けてゆっくりとした気分でいただくこと自体贅沢。とても気分が良い週末ランチでした。なので詠います!



   昼前の
   空いたビル街
   悠々と



   散歩とランチで
   名物麻婆



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「やきそば(平日朝限定)」@麺や 七彩 東京駅の写真【焼きラーメンじゃないのですな・・・・】

 「鶏そば」という名前のラーメンがある。また・・・焼きラーメンというのもある。されど、七彩は、「やきそば」と称してこれを「朝限定」として繰り出すその商魂がすごいと思うのです。

 おそらく幻のメニューと化すかもしれないと思いレビューとして記憶を刻み込みます!それにしても・・・・ラースト七彩の「朝シリーズ」は、どんだけ挑戦的やねん!とすら思いますわ! これまで数々食ってきまして・・・・そのなかには問題作か!と思うものもありましたが、ここに極まれりと思える・・・・・・この「やきそば」です。せめて・・・・中州名物焼きラーメンに似せて欲しかった気もするのですが、「やきそば」というこだわりです。個人的には、やきそばに一足飛びする前に・・・・・・、あんた「油そば」を開発したらええのにと思うのやけど・・・。




【麺が剛麺なのね・・・・・】

 普通に、つけそばとか、油そばに提供できる麺を、やきそばとして提供してます。なので、一般的な夜店な感覚や、有名B級のような風合い麺でもありませんな・・・。結構にふと目の剛麺を、炒めておりまして・・・・ところどころ焦げ目がはっきりと見えるというのが印象的なのです。茹でて・・・・焼いたとはいえ、「クッサリ」とした歯ごたえ感が、特徴的です。麺の滑りとかいうことも馬鹿らしくなるほど、もさもさしているのは、トッピングと絡んでいるからです。




【もやしと節しかイメージがない】

 配膳とともに・・・・・ソースをお好みでと提供されます。しかし、まずはそのままということで・・・・・ハグっといただく・・・。すると、剛麺のざらざら感に、荒削りな節系のトッピングが・・・・・もさもさもさ・・・・っとした張り付いた食感が特徴です。そして味わいは・・・・・とても淡いアミノな味わいでして・・・・・塩気が少ないと正直思う。あああ・・・やっぱりソースが必要やねとここで必然的にソースをどばどばどば・・・・・とかけます。しかし、適度にソースを弾く物体がある・・・・それが、「もやし」君なのです。当然味ない奴なのですが、麺のヌチヌチした食感と、もさもさした表面と背反をなすように、「しゃきっとみずみずしく」歯ごたえがステキと感じるのです。



【関西はウスターソース文化なんですよ!】

 ソースは、ウスターソースより少しだけトロめな感じかな・・・・・。関西人はウスターソース好きですので、これ・・・・悪くない味付けなんですが、関東ではいかがなんでしょう? このシャバいソースの酸味に、フルーツ感とかさわやかさとか・・・・書こうと思いましたが、正直いって、この何味がたとえようがない「昭和からの伝統的な・・オリジナルソース味」が、理屈なく好きやねん!と思えるのですよ。

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 総じまして、朝焼きそばはこれまで生きてきて初めての体験!そしてこの・・・・茶色一色なビジュアルというか、一辺倒とも思える潔い一品でありまして、これは逆に、紅ショウガや、青のりなどやってしまうと、興ざめなんじゃないかなと思うのですが、いかがでしょう? これまでの延長戦じゃあかん!何か冒険せんといかん!そうだ!思い切って行こう!という気にさせてくれた一品でございます。なので詠います。


 朝一で
 大事なプレゼン
 控え待つ

 己ヤキ入れ
 そばにヤキ入れ


お粗末!ということで合掌! 今日も本当にごちそうさまでした。

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「からから麺・8カラ (+ライス)」@麺屋 からから 西心斎橋店の写真【新ジャンルじゃな・・・・】

 100カラまで調節可能とのことですが、それは最早食べ物では無くなりそうですね。以前、大阪駅前ビルの「シビカラ」さんで、大阪市内一番の辛さとレビしましたが、強烈な対抗馬を発見して、早速突撃させていただきました。結構間口が狭いようで、実は奥行き広い店の店内。時間が早かったせいか、先客2名のみですが、地元も若者らしくガツガツとすするように食っておりました。いかにも味わいのありそうなおばちゃんが、いい感じでオーラを巻き散らかしています。先客の「おばちゃん、めちゃ旨いわ!」の一言で、おばちゃん上機嫌です。このタイミングでそそくさと、「8カラ」と店長とおぼしきお兄ちゃんにオーダーしました。



【デカ!そしてまたデカ!!】

 配膳の瞬間、度肝を抜くのは、色合いではありません。ドンブリの大きさとナミナミとはられたスープの量です・・・・。そして、見たことのないほどでかいレンゲ。写真じゃどちらも大きいので分かりにくいのが残念です。正直言ってこの時点で、「辛いものこんなにたくさん食べたらお腹壊すやん・・・・」と少しひるみます。これに、おじや用にライスがまたありますんで・・・・ライス要らんというべきやったと激しく後悔。



【意外と食が進む、それに麺が違う】

 人間諦めが肝心。まずは多すぎるスープからやっつけにかかります。と思いきや、結構すっきり飲めるやん!と意外なサッパリさに驚きます。確かに、カラさが前面に出てきますが、一味系のみの辛さゆえ、サッパリとしていて絶えられます。見た目は赤いトウガラシの破片がうじゃうじゃなのですが、「痺れ辛さがない」ため、8カラというたぶん大辛程度でも、へっちゃらです。また、牛テールのスープかわかりませんが(辛いから)、中々サッパリとしたベーススープです。これに、溶き玉子があしらわれていますので、思いのほかまろやかに仕上がるという具合。ここまでくれば、もはや・・・『クッパスープ』に近いというもの。食が進むはずです。

 そしてまた、特徴的なのは麺。韓国麺です。お米の粉で作られたかのような、春雨みたいな風貌の透明系です。表面は、日本のよりもザラツキ感が強く、反面、麺のビヨーンという伸び具合が強く、歯ごたえがグニリとしています。ここでおばちゃんいわく「兄さん、ラーメンとは違うやろ!」とのこと。あ・・・・ラーメンとは違うんや・・ということで、ラーメン分類ではなく、その他の分類で考え直しました。



【雑炊というより、やっぱりクッパ】

 さて麺を平らげると、ライスの投入です。実はこれが一番旨かったりする・・・。もう少し辛味が少なければ・・・・これはクッパじゃな・・・・。残念なことに、ここにひとかけらでも牛肉か、牛テールが入っていれば、格段に評価が上がるはずなんだけどな・・・。いや・・・無くても旨いのは確か。更に飛躍するなら、肉のパワーを感じたい次第ですわ・・・。



【ティッシュの山・・・・】

 いやはや、カプサイシン攻撃で、鼻水が出まくりです。8回程度ティッシュを出して丸めてしまいましたわ。その光景をみて、おばちゃんいわく、「うちは、ティッシュは奮発してるんよ~、席ひとつおきに必ず1つあるねん」とのこと。いやはや・・・・ほんまに普通の5倍くらい鼻かみました。おばちゃん畳み掛けるように「うちのん食べたら血行とか循環がよーなるんよ。」とのこと。

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 総じまして、一品としては、とても辛そうで味わいあるものだったし、おばちゃんも、その通りでありました。これはとてもお腹が膨れる・・・・。若い人中心にここは嵌る客がいそうですね。どうも、先客は固定客らしく、ほかにも常連多数といった話し方でしたし、大阪ミナミにはオモロイ店がまだまだありまんな・・・と思い知りました。おばちゃん、この辺の若いもんの胃袋をこれからも満たしてやってくださいね!ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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「春雨ラーメン」@どうとんぼり神座 心斎橋店の写真※麺だけ下部に合成挿入させていただきました。不自然ですがあしからず。
【ラーメンちゃうやん!ってつっこまないでぇ~!】

 どうしてもレビューしたかったこの一品!春雨ラーメンです。麺が全部春雨です!!で・・・・この時点ですでに皆さんからの非難が聞こえてきそうでこわい・・・。なぜかって、1)麺がラーメンでないから、2)以前神座さんを・・・あれだけ残念な評価してたから、3)ウケ狙い・・・。3)だけ正直に言うと少し当たり・・・。でもどうしても食べたかったし、紹介したかったんです m(_ _)m。というわけで、今回はご勘弁を!



【子供のときは、マロニー星人だった・・・・安上がりな少年時代】

 昔は・・・中村玉緒がCMしてた「はるさめマロニー」が好きだったんです。夜ご飯に家庭で鍋やったときは、マロニーと味ぽんで腹一杯にさせてた妙な少年でした。そこで、以前、神座を訪問したときに、麺が自分には合わなかったもので、いっそのことマロニーでええんちゃうん・・・・ということすら考えていたんです。考えようによっては本当に失礼なことだけど・・・・。そしたら、何かのついでに神座のHPを拝見してたら、「春雨ラーメン」ってなものがあるものだから、雷に打たれた気分になりました!それが今日の午後!てなわけで、少年時代とまそんに戻って心斎橋を闊歩です。



【オーダー通すと・・・・少しだけ注目浴びましたよー(笑)】

 周りは、ここでも若いカップルばかりだとは、どうかしてるぜ!と内心ぼやくオヤジです。しかし、春雨ラーメンの食券を渡して、店員さんが調理スタフに声高々にコールするときと配膳のときは、カップルの少しばかりの視線を感じましたよー。鼻の穴が膨らむ気分とはこのこと。



【見た目は、白菜の煮物やな・・・・・・】

 それにしても麺が透明だから、自分が、ただ白菜の煮物を喰ってるオヤジにしか映らないですね・・・。この時点で周囲の注目は失せましたのでこの一品に没頭です。

 以前たべた「おいしいラーメン」とくらべ、まずスープがとってもクリアです。麺の影響で濁ることが一切ないので、神座のやわらか~く透明なスープが阻害されることはありません。改めて味わうとクリアーな柔らかさを、更にダイレクトに感じますよw。偉い違いでっせ・・・前回と・・・。白菜の甘みと、タカノツメが少~~~~~しだけ入っていて、そのピリりとしたところもはっきりとわかります。白菜もシャキシャキ感が前回以上に明らかにある!普通以上に上手いやん!

 ほんのり鶏がらスープに、大量のヤサイエキスが溶け込み甘みが決定つけるそのスープは、濁らずクリアーだとこれほど上手いのかと・・・・誤解が解けた思いです。


 
【春雨は、スープを味わうもの・・・・通常の麺とは意味がちがうねー】

 いつもは、小麦との調和とか歯ごたえを楽しむのですが、春雨は歯ごたえが決まりきっているので想像力がなくても理解できます。しかしその反面、発展性がないんですよねー。つまり、スープを液体から固体化するような役目だと理解していて、スープ味そのままやん・・・てな感じです。ところが、そのスープは、今日はとても美味しく感じられたので・・・とっても許せる感想です。ついでに言いますと、写真からも分かるようにアルデンテ感やや越える感覚ですが、麺の芯の反発力がいつもと違って新鮮です。シコシコ感なく、ツルツル感に特化した麺が・・・・とても不思議な感覚で食べ続けました・・・。


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 総じまして、これなら毎日食べられる。賄い飯的な奔放さと手軽さがあり、食べるほうも気楽で、それでいて上手い! 通常食べているラーメンと同列に採点するのが不自然ですが、割り切りましょうそこのところは・・・。ということで、今回は、一度試してみたかったメニューを制覇できて大変満足です。ありがとうございます。そして、今日も本当にごちそうさまでした。

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「黄鬼そば」@道頓堀 黄鬼の写真【「黄そば」が懐かしい・・・食堂メニューですな】

 これはラーメンという分類じゃないかもと思い、「その他」分類にさせてください。RDBに投稿するか迷いましたが、①ドンブリの周りに「拉」「麺」と2文字あったこと、②麺は食堂ラーメン用であること、③PAPUAさんHPの新店紹介に載ってたこと、以上3点から、投稿OKと勝手に判断いたしました。

 黄そばは、wikipediaで調べたほうがより正確なので詳しくは省きますが、食堂でうどん、そば、ラーメンと3つある場合、たまに「そば」と「ラーメン」の麺を共通化することがあります。僕の通っていた高校ではそうでしたが、、「和そば」を注文すると、うどんダシで麺がラーメン用ということになるのです。これはこれで当時旨いなーと思っていましたので、東京勤務時代にそのことを言うと、バカな・・・と信じてもらえませんでした。今の関西の職場でもそう・・・・。で、たまたま、これを見つけたので、突撃とあいなったわけです。



【んー・・・・・。どう見ても、たこ焼き屋の臨時展開だな・・・これ】

 隣が赤鬼というたこ焼き屋。その真横に「黄鬼そば」とある・・・・。一人のお兄さんが、両方切り盛りしているという具合。ちょっとこの時点で、ガクっときました。せっかく来たので座ろうとするが誰もいないので、2階席にあがれば良いのか・・・・と階段へ向かいましたが、「何か御用ですか」と、たこ焼き屋のご店主から訝しげに詰問にあう・・・・。2秒ほど微妙な間あ流れて、「あ!!お客さんですか!!」ですって・・・・。スーツ姿がいけなかったのか?、滅多に客がはいらないからなのか?



【まぎれもなく、うどんダシに近いな・・・・】

 というか、うどんダシでしょ!備え付けのコショウがまた「ラーメンコショウ」などという商品名でして、シラこいなー・・・・と少し思いました(笑)。でも、このチープさを求めて今日はきたんだよねー。天かす、油揚げの細短冊切りからでる甘みが、さらにうどん傾向へと拍車をかけます・・・。もう少し、和風ラーメン的なところがあればな・・・。



【The ソフト麺!】

 自然の麦や玉子からくる黄色じゃなくて、カンスイ系ですねー。昔食堂で食べたやつだーと懐かしさありありですが、最近、高速道路のサービスエリアでも、ここまでな食堂麺を出すところないなーという実感あり・・・・。



【ハムでしょ・・・・本当は・・・・】

 具であと述べていないのは、煮玉子。これは、一定の評価をしよう(芯がつめたいが)。もやしは、まあまあ。ナルトが白と黒の2種類あり、これにはポイントあげましょう。でも味が全く同じだねー。チャーシューは、最初、スモークチキン風で手がこんでるなーと思って一口食べたら、「これハムでしょ! しかもお歳暮か何かでもらう上等なやつ!」と判明! ちょっと・・・・それはないなー。だったら、これの代わりに、隣で焼いてるたこ焼きをいれてくれやーと叫びたくなる・・・・。



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総じまして、懐かしさを自ら求めていったのだが・・・、地雷を踏んだかもしれませんね・・・・。あっさりと、するすると食べられるし、昔ながらの黄そばの存在をしらなければ、斬新ささえ感じるかもしれませんね。でもここは、RDBなので、懐古とは別に冷静に採点すると、こんなところです。

以上、懐かしい一杯にめぐり合えて感謝!ありがとうございます。そして、今日も本当にごちそうさまでした。

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このレビューは移転前のものです。

「塩ざるそば<限定>」@麺道 しゅはり 六甲道本店の写真タイガー道場さんのレビューに刺激されまして、神戸地元民としては見逃せず、訪問させていただきました。春に、家族3人で潮らーめんを頂いて以来で、とのときの好感触を記憶しています。これは期待大と胸ふくらませて、ハードルを目一杯上げてしまいます。

JR六甲道から歩くこと5分程度で到着。若い女性のグループ、親子連れ、僕と同世代の方など客層ばらばら・・・。広く常連を惹きつけているようですね。店内もこぎれいで、音楽も時間もまったりと静かにながれていい感じです。2席空いているうちの1つにすわり、メニューに目もくれず、「塩ざるそば、大盛!」とオーダー。大盛やってないですと言われて、並に変更。少々残念なのと、並で900円!というのでトーンダウンしそうになりましたが、結果的に、これが大正解でありました。食べ応えがありありだったのです。

第一印象は、「結構、古風な麺の姿だな・・・。」そして、「ほんまに、麺とつけ汁だけなんや・・・・」です。潔いというか、よほどの自信がなせることか・・・・。
などと考えて箸を割り、合掌しているところに、「玉子1/2とスダチ1/2」が到着。続いて、何か入れ物に入った「白い粉」が運ばれてきました。白い粉は、とても、ふんわりパウダー化した「塩」でした!沖縄のどこかの天然塩なのでしょうね。塩分きついわりにさわやかです。

まずは、麺を何もつけずにひとすすり・・・・・。平打ち麺がすこしよれる様に波うっていて、そこが口に入って以降たのしい。小麦の香がすごくたちますねー。噛み具合は、もっちりとした柔らかめの麺。加水多めで、つやつやしています。水切りがまた完璧で、心配していた麺同士の引っ付きがない。これは、麺だけでも結構食べれます。試しに先ほどの「塩」を軽く一つまみだけ薄く麺に振りかけて食べてみると、より麺自体の旨さがわかるようです。この時点で85点以上の点数は確実でしたねー。

次につけ汁。これも意外!ラーメンの面影がない!名称通り「ざるそば」の系譜ですね・・・。旨味とか脂とか何か工夫したくなるところを、一切排除しているのでした。評価に悩みますが、旨いのは旨いので好評価です。先ほどの麺と合わないわけないのです。関東ほど濃くない汁なので、結構たっぷりつけて麺をすする。旨し!!汁の量もこれを計算してか多めでGoodです。


総じて、これは問題作ですね・・・採点に悩みます。

旨いのですが、900円というコストと具の寂しさが・・・・正直申しましてひっかかります。1枚でもチャーシューがあれば、俄然評価が代わります。しかし、「ざるそば」で通したかったのでしゅうね・・・ご店主としては。

また、人によっては味が単調と思うかもです。何もつけずに>汁をつけて>塩をかけて>スダチを絞って・・・など、バリエーションをちゃんと効かせていただければ、そんなこと微塵も思わないと思います。ワサビがあれば、また面白いですが、「塩ざる」の定義が失せますし・・・・。単純な構成の一品ですが、実は考えてあるのかもしれません。

いろいろ素人がえらそうに書いて、うるさいところは申し訳なく。
とにかく、六甲道に足を運ぶのにそう苦労しない麺好きの方は、是非食していただきたい品です。いかがでしょう?

ということで、今日も感慨深い一品を食することができて感謝です。今日も本当にごちそうさまでした。

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