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とまそん@ラーメン食べて詠います

男性 - 東京都

自分のラーメンライフを振り返ってみました・・・https://hikakujoho.com/manekai/entry/20180712

平均点 83.230点
最終レビュー日 2019年6月24日
3,782 2,391 13 22,499
レビュー 店舗 スキ いいね

「(寿製麺よしかわ)牡蠣の冷やしそば+牡蠣3個」@むぎくらべの写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/29/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/JI0h9LlySok

<牡蠣大好き「カキ星人」としては見逃せない涼味!>
 
 小川町へ立ち寄ってから現場に直行いたしました。それは「むぎくらべ」という麦製品のアンテナショップがあり、そこで5/27~5/31だけ「寿製麺よしかわ」が出店してるという情報があったから!。HPによると、牡蠣の冷やしがあるというあら、ぞくぞくっとしてしまいまいましたよ!。牡蠣と冷やしラーメンが好きなオレにとって・・・それは神の組み合わせ。嗚呼、半日休暇で非常に良い機転が効いた自分をほめてしまいます。
 
 
 
 
<全体&スープ> 冷えてもじんわり!かなりストレートな牡蠣エキス!そして淡い海の風味!
 
 おおお!これはまた・・・牡蠣に限らず上質感あふれるパーツたち!どれも酒のつまみには最適な表情を浮かべており、まだ午前中だと言うのに冷酒を欲してしまうではないか!。牡蠣を追加したため周囲に首飾りのように並べたてられてます。またチャーシューが艶めかしくも清楚なイメージ。薬味も三つ葉と糸唐辛子が洒落た盛り付けに貢献してます。都心でサクッとこういう崇高な冷やしラーメンが食えるなんて・・・嗚呼、なんと贅沢な代休の午前。最高のブランチ感覚!。実際の味はと言うと、冷えてもしっかりと牡蠣エキスを伝えるパワフルさがある!。そして暖かい汁の牡蠣エキスより、複雑な風味と味わいは少し抑え目となっており、結構幅広く抵抗感なく受け入れられやすいかと!。牡蠣フェチな私からすると、すこしスマートな味輪郭となったという印象です。
 
 基本的には魚貝は牡蠣を最大限に生かした感じで、煮干しとか節とかあまり個性的な魚介は使っていてもかなり控えめ。昆布系は少し滲んでも喧嘩しなささそうです。軽く霞んだ塩出汁は、まさしく牡蠣成分の現れか。塩出汁じゃなく潮出汁に近い雰囲気が支配的です。それでも表層に浮かぶ油が多いのだ。牡蠣油と言えば、あの漆黒のオイスターソースを連想してしまうがそれとは全く別だよね?。だとすると鶏のエキス!?。しかし和出汁の感覚が全面的に出ているので、鶏出汁という雰囲気がとても薄い。でも冷やしにしては食べごたえあるスープ感だったから、やっぱり鶏ガラもうっすらと忍ばされているんだろうと、勝手な邪推と妄想を重ねて、さらに食い進めます。
  
 後半以降は、味に麺の風合いが移ります。そして牡蠣も食べ進めてゆくことから、淡麗さが増してゆくような風景。ここでおススメなのは、レモンの輪切りです。ここでしつこいほどに、捩じり切って絞り切りましょう。果実系な酸味が最後の牡蠣出汁に非常に合いますし、輪切り1枚だけなら麺にかけると一瞬で霧散しますから、最後のスープ味変にとっておいた方が無難です。別に最初から計算したわけじゃなく、気が付いたら最後にレモンが残ってただけですが、この偶然がとても美味しく最後までたどり着けた要因でした。
 
 
 
 
<麺> 多加水の中太縮れ麺!がっしりムチムチっと感じさせる小麦風味に仄かな塩味が沁みる!
 
 見た目の印象の通り、とてもツルツルとした麺。ボコついているので汁の持ち上げは低いですが、濡れた程度でもよく滑ります。そして前歯で千切る際には、密度感をしっかりと感じさせ、そこで麺の風合いを微かに感じることができます。出汁に濡れただけの方が、香りを打ち消さずいい感じに仕上がり思うね。奥歯へと運んでプレスをかけると、より一層弾力を感じる風景が口の中に広がり、風味とうまみ成分の結合から一気に糖化した旨さが広がります。ここでも牡蠣の独特なエキスは邪魔することなく、麺の甘味と一体化しているのが分かる。とても凛とした感じがする麺の甘味。かん水はネガティブなイメージで語られることが多いが、にがりが分かりにくいほど低めであることは確か。また牡蠣の旨みに溶けていることもあって、悪い部分がひとつもないね。レモンがもう少し余分にあれば、麺の地肌に少し垂らしてその旨みを確かめたいところ・・・。こっそりレモン増やしてとここで提案しておきたい!(笑)。
 
 
 
 
<チャーシュー> 流行りの低温調理の2種肉がトップレベルの仕上がりなのだ!
 
 「よしかわ」のチャーシューは絶品なのだ!。これは確かな印象で、上尾・川越・坂戸・西台どこへ行っても、トップクラスの低温調理チャーシューを提供してくれます。肉ボリュームも問題なし。一番うえにトッピングされた鶏胸肉は、じつに薄味で繊維質がフカフカ。何度も私が拙ブログで「まるで化粧パフ」と例えているように、まさにそんな感じ。たまに柚子を少し香らせる技法も見かけますが、これはそれはなく、本当にシンプルな味わいが上品とすら思える旨さです。味がないのに味してるような感覚すら思うねオレは・・・。これは無限大に食えるからきっとゼロカロリーに違いない食べ物です。
  
 おおお!分厚いと思ったら、2枚貼りつき重なってました。ここ小川町でなくとも、六本木・赤坂あたりに出しても通用すると思える上質感。トランプ大統領は、食わないで帰国みたいだが、実におしいぜ・・・こんな肉がのったのもると教えて差し上げたいほどだわ。赤身と脂身のバランスがよろしく、どちらも程よい塩気と肉本来の旨みがバランス良く蕩けている~。舌の上に乗せると、無意識に噛みしめていて、知らず知らずのうちに喉奥へと移動し・・・・胃袋に落ちてゆく。いつも思うが本当に旨い肉ってのはズルいぜ。もっと楽しませてくれと言っているのに、勝手に消えてゆくのだから・・・・。
 
 
 
 
<牡蠣> 軽くソテーされた部分に潜む香ばしさと・・・・出汁浸透した滋味がイイね!
 
 生じゃなく、ソテー風にされた牡蠣。小ぶりなサイズで岩牡蠣なんだろか?。春牡蠣は煮たり焼いたりして食うんだよねー・・・。そんな古い実家での記憶が思い浮かぶが、ソテーと言うより炙ったような焼き目が部分的に入っており、この部分と、そうでない部分との味わいの違いが面白い。また、思いのほかしっかりとした風味が残っていて、汁の牡蠣エキスを逆に吸い込んでいるのかもしれません。数えたら7粒ありました。200円で3粒追加しました。やはり折角ですからお祭り気分で・・・。などとほくそ笑んで食っておりましたが、やっぱり旨い牡蠣には冷酒が思い浮かぶねーー・・・。しかし、この店ではおいてくれそうもない。せめて「むぎくらべ」だから、麦酒か麦焼酎置いてもコンセプトアウトしないと思うのだが・・・。
 
 
 
 
 総じまして「朝から冷酒と合わせたくなる崇高感!海辺の和風リゾート的冷やしラーメン」と言う感覚かしら。何気にアンテナショップで期間限定で食せるけど、あっさりしつつ良い物食いたいオッサンには、非常にツボにはまるかも。あと数日で食えなくなると思えばとてもさみしい・・・。気になる方は早めにどうぞ!。そんな宣伝気分で、とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   昼どきの
   陽射を返す
   アスファルト
 
 
 
   身体を癒す
   牡蠣出汁冷や中
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿 | コメント (9) | このお店へのレビュー: 1件

「味玉塩中華そば」@鶏そば専門 次男坊 三鷹店の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/22/000000
とまそんのYouTube; https://youtu.be/rdmtKH55nag

 おいおいおい・・・また三鷹駅界隈に新店舗の情報。その名も「次男坊」。オレも次男坊なので親近感あります。西荻窪や、武蔵境・吉祥寺などから、移転や支店を構える店が急に増えてきた!。三鷹もこれで立派な中央線ラーメンスポットとして格上げ間違いなしです。
 
 
 
 
<全体&スープ> 淡麗の中に優しいさ忘れない円やかさ!ほんのり隠れる甘み(魚介?)がナイスバランス!
 
 おおお!これは何とまた淡麗風景な塩蕎麦・鶏そば風景なフォーマット!。なのにどこかしら素朴さにも似た「馴染みやすさ」を感じてしまうのはなぜ?。今風ラーメンのアーティスティックな雰囲気を意識させつつ・・・、やっぱりどこか全体的に素朴感が滲み、むしろそれが逆に安心させるのだ。これは良いラーメンだね。水菜・青ネギ・玉ねぎと3種で薬味をしっかりと意識させてるのに、醤油感と脂身感が深い豚バラ肉で一気に心休まる・・・・。鶏胸肉だけだったら冷涼感が出てたかもしれません。
 
 それにしても「次男坊」のイメージとは真逆なので、スープは心して味わい始めます。すると、これが「淡麗ぶってる」けど、やっぱりヒトの暖かみのような塩気の丸みがいい感じ。旨味のメインは明らかに鶏ガラ!。なのに、今流行りの鶏油の色気とか、昆布系の儚さを全面に出す滋味風合いとか、「欲張った格好良さがない」分、どこか安心と魂を感じますよ。軽やかな円やかさが、塩気にも鶏旨味にも通じる感覚!。レンゲで透かして見たスープの鶏エキスの綺麗さを是非とも感じて欲しい!。
  
 なぜこんなに重く感じさせないのか・・・。個人的には魚介系の溶け込みに期待するところです。これは煮干系じゃなくて、節系の旨味と合致した印象とオレは思うのだけど。塩だれの円やかさが素晴らしく、単に煮干系で動物系とのバランスが素晴らしい。淡麗の中に優しいさ忘れない円やかさ!ほんのり隠れる甘み(魚介?)がナイスバランス!って感じでしょうか。そしてやっぱり・・・・醤油ダレの浸透が深い豚バラチャーシューに近い部分だけは、そのタレが滲んでちょっと甘さが深い。
 
 
 
 
<麺> 中加水らしい風味の良さと汁吸った旨味がいいね!全粒を少し感じさせてボリュームも申し分なし!
 
 淡麗で旨い都内の鶏蕎麦・塩そば屋だと、麺量全体が少なく思えるって経験はありませんか?。その点でいうと、こちらは満足感が高いです。150g程度は軽くあったのでは?。なので淡麗デフォルト状態でも食いごたえがあります。麺は中加水からやや低め。麺の風味を感じる「乾きめのグルテン」感覚と、汁を吸い始めて別の旨味と化合した風合いが溶け込んでいます。そこに玉ねぎのフレッシュな甘みも加わるから、ちょっと以上に旨いかも。
 
 軽く全粒が打ち込まれているのがいいね!ねり水と玉子感もあるようで、全粒の見栄えがくっきりと見えるタイプ。極細ストレートなところも好印象で、香りと旨味以上に、見栄えでも楽しませてくれます。前歯ではクシクシという感じで千切れ、奥歯では細麺が束になってヌツヌツと抵抗してきます。汁の持ち上げよりも、汁を吸い込む方を期待したほうがいいかも。また時間経過でも麺ノビはイメージしにくでしょうか・・・・。意外と小麦感がなさそうで、実はある。。。といった感覚です。もしも汁がもっと濃い味だったら、生玉子に付けながら食っても旨いかもしれません。
 
 
 
 
<チャーシュー> レトロな旨さ!醤油ダレ甘香ばしさの旨い豚バラロール!上品さ好印象の淡白淡麗胸肉!
 
 淡麗系で二種チャーシュー!。今で淡麗系でなら「低温真空調理」な半レア肉を連想します。しかし、気持ち良い肩透かしで、とっても親しみを感じる「醤油甘みあるバラ肉ロール」。これが実に良い・・・・と言うのは、大衆的な気楽さが深く感じられそうだから。町中華や馴染み深い中華そば屋で、よく遭遇した肉ニュアンスを感じませんかね?。しかも箸で少し持ち上げようとしただけで、崩れてしまうほどの柔らかさ。筋に接した脂身がすでにトロトロなので、すぐここで外れるようです。
 
 一方醤油味に対しては、塩味。肉は脂身の甘み芳醇な「豚バラ肉」に対して、淡白でほのかな味わいで魅了させる鶏胸肉が合わせられます。このコントラストだけでも印象に残るけど、豚肉が汁を吐き出して溶かすのと対照的に、鶏肉は汁を吸い込もうとするイメージ。これがまた旨い。味がほんのりとかしない鶏肉なんですが、別の旨味エキスを吸い込み出すと、少し自分自身の良いところ(旨さ)をアピールし始める・・・・。もやは筋肉繊維が細かいとか、柔らかい反発・歯ごたえなど、旨さで一気にどうでもよくなってくるほど。これは特製かチャーシュー増しならかなりの、「肉旨味カオス」が楽しめるはずです。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> ややハードボイルな馴染みやすさ!薄味浸透な玉子!本来の旨さをしっかり感じる素朴な旨さ!
 
 淡麗の中に、素朴さ意識を決定づけるのが「味玉」。やや温度が暖まってない部分を感じながらも、噛み砕くと、それはとても昔馴染みな半固茹で状態。フツーのゆで卵でこの状態ならマヨネーズを乗せると旨いんだが・・・今は味付きだぜ。そんな前置きで味わい始めると、しっかり味感じるのに調味料的には薄味?・・・・いやシンプルな味。出汁の旨味も浸透しているとは言え、玉子本来の味でしっかり食わせる奴ですよ、この味玉は。白身は出汁に染まっていても、卵黄が懐かしいう旨味。味玉好きなら、この良さがわかるはず!。
 
 
 
 
 総じまして「淡麗系の中に・・・ほっこり感じさせる馴染みやすさ!しっかり腹落ち感ある淡麗鶏そば!」・・・と言う感想。淡麗2種と濃厚1種なる二枚看板。一番意外な塩清湯がかなり高評価なので、こうなれば他のメニューも食いたくなる。最寄駅近くの店。嗚呼、こうなるとメニューは食い尽くして制覇は確実にやっやいそう!。また三鷹駅からまっすぐに家に帰れなくなりそうなので、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   雨予報
   風も湿気で
   重くなり
 
 
 
   揺れる提灯
   寄り道誘う
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿(更新) | コメント (3) | このお店へのレビュー: 2件

「風花 (麺大盛)」@ユキノマタユキの写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/14/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/7nlRy3Vwfbw

<そろそろ連休ボケから脱却しつつ・・・>
 
 今回2回目。「雪華」と言う看板メニューを前回は食したのですが、塩気がとても面白かった。ならば別の味わいも試してみたい。ちょうど券売機のお隣ボタンに「風花」というメニューがあり。参考写真も添えられてて・・・それが見事な檸檬輪切りのトッピングたちよ!。話のタネしようかとの気持ちもあって、今回は「風花」とさせていただきましょう!。
 
 
 
 
<全体・スープ> 時間差を楽しむ余裕があれば・・・ハッピーエンドが待ち受けてる旨味!
 
 おおお!見本写真で知ってたとは言え、逆オリンピック状態のレモンの五輪が実に鮮やかで初夏を思わせる!。細かく振られたペッパーが食欲をそそりつつ、いかにもあっさり鶏肉が汁にひたひた状態で、いかにもこれからの季節にぴったりな一杯!。ラーメンというより冷製パスタに近いセンスですがちゃんとラーメンとして成立してるのが流石!。
 
 さてスープ。誰もが一番気になるレモンのセンス。これが冒頭ではかなりの酸味肩透かしで、和風淡麗を思わせる味風景。例えるならBGMに尺八がむせび泣くと絵になるイメージです。あっさり鶏ガラ系で鶏油のような色気は排除。そして昆布・節・煮干しなど魚介系がむしろイキイキと感じられ、オヤジとしては実は嬉しい滋味を感じます。これだけでも完成形じゃないかと思えるほど。特に個人的いは節系の旨みが明るく感じられ、フツー以上に旨しと思ったが・・・・しかし、檸檬はどこへいった?あの果実感あふれる酸味はいずこへ。 
 
 辛抱たまらず、檸檬を一枚だけピックアップし、丸ごと口へと放り込みガジってみたが・・・・デザート的に旨いのであった!酸味はきついが・・・・うーん、良いような悪いような。これはきっとまだ一体感が不足しているのだろうと思い、残る4枚を全部一気に麺の下へと沈めこみました。そしてベースのスープは変化するのを待ちきれず、それまでの間は柚子胡椒を溶かしいれて味変化を楽しみました。淡麗塩スープにはテッパンなる安定した味変化。和風な味わいから一気に冷涼なイメージが加速します。
  
 後半にかかるころからか、ゆっくり仄かに柑橘系の酸味が頭角を現します。皮の苦みはなく果肉の酸味がレモンティーの如くじわじわと・・・・。そして終盤になると完璧に檸檬酸味が全体に溢れます。金属的な尖った酸味は皆無。節系昆布系のアミノ酸が上手くカバーしているのか、和食の酢よりもずっと大人しい酸味でそよ風?涼風?のような爽やかさが一気に溢れます!。これは旨いね!。スロースターターな旨みの展開ですが、最後に一気に花開く味わい。ただ素晴らしいの一言。
 
 
 
 
<麺> 高速にスベって汁と混じる!スパスパっとライトに千切れて一気に駆け抜ける清涼さ!
 
 前回の訪問で少し気に入りましたので、今回は大盛にトライ。とてもきめ細かくて透明感溢れるストレート麺。捩れも絡まりも少なく素直な素性で、すっと箸で持ち上げるだけで絵になるように揃います。汁を多少吸い込みがちだし、また汁の絡まりもいい感じ。前半の淡麗なる和風展開でもしっかりと節系の旨みを受け止めて、グルテンの糖化と絡めて味あわせてくれました。
 
 あまりにもきめ細かくて白さが印象的。なのでスマホによる写真メモも露出補正が必要なほど。芯はまったく感じさせませんが、全体的に淡くクツクツと歯切れが小気味よく、奥歯での汁と混じった潰れこみも得意そうです。この上品さなら・・・・夏場の冷やし系もかなりイケるはず!。例えば今回の「風花冷やしバージョン」なんてのは、とっておきな企画になりそうな予感!企画妄想が止まらない・・・・。、
 
 
 
 
<具材①> レモンは最後の最後に食するべきか!?実は最高の口直し的存在感!
 
 レモンはいつ食うか?また残すべきなのか?。食べ物を残すと怒られた世代ですから、後者は選択肢としてありません。ならばいつ!?。答えは個人的には「一番最後」。出汁に果実感を全部移しきったあとって・・・・抜け殻的で味気ないと思いがちだが、さにあらず!。微妙に残存する酸味と汁を吸い切った皮の部分が、実にベストマッチでして、デザート的な口直しにすら思える旨さ。見た目は悪いのが欠点。でも食うべしっすよ!。
 
 
 
 
<具材②> どんな味色にも染まり切る・・・蒸し鶏的胸肉が最高の上品なのだ!
 
 ささみだったらと思えど・・・そんな贅沢な淡泊さより、胸肉の滋味の方が似合います。いや~フカフカ!。鶏肉旨みがしっかりしてたから、ボイルじゃなくて蒸しだと思うけど、実際は知らねー。かるっくペッパーがふってるのと、白髪ねぎ、そしてレモンの移った香りと酸味で美味しくいただけます。白ワインと合わせてもグッド(店に置いてないけど)。
 
 
 
 
 総じまして「熱気を感じる季節に初夏の清涼感駆け抜ける旨み!淡麗&清涼なるコンテンポラリー塩そば!」と言う印象。まだ開店して一年たってないけど、夏場に勝負できるアイテムあり!といった一杯。冷やしバージョンできたら更に良し!。勝手に期待してしまうが、温麺でもバランスいいので、こちらに地縁のある方なら一度くらいは実食をおススメ!。他の汁麺やつけ麺もありますから。そんな応援気分でとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   汗ばみて
   初夏を匂わす
   陽気哉
 
 
   気分爽快
   酸味でしゃっきり
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「焼豚塩中華そば」@いしかわやの写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/08/000000
とまそんのYouTube: https://www.youtube.com/watch?v=8n5PMllZHcs

<10連休!最後に落ち着く質実な一杯で締め!>
 
 麺釜には手慣れたお兄さんがしっかり控えておられましたが、今回は若い女性がメインなポジション。おお!これは思わず応援気分です。別に違和感なく慣れた手際だったので応援も必要ないほどでしたが(笑)。きっと令和のラーメンシーンはこんな女性進出が間違いなくフツーになるのでは?。平成はラーメン女子が当たり前に。令和は女子ラーメン(屋)が当たり前になるのでしょうか。そんな頼もしさを感じて、直接女子から配膳されたのが、この麺顔でした・・・。
 
 
 
<全体&スープ> 程よい塩気は軽い煮干の甘みにピッチリ響く節系のたゆとい旨味!ベースの鶏ガラに粗さなく、まさに崇高塩味!
 
 おおお!絵になる麺顔もまさに付加価値だね!柴崎亭譲りの麺の美しき巻き巻きスタイルもさることながら、チャシューがトランプのようにズレて並んで尻尾は巻き巻き!。透明度高いスープも垂れこめ、空と海と大地を感じさせるじゃないか!。そして言わずもがな・・・どこを切り取っても質感の高さがビシビシと伝わってくる!。
  
 思えばこちらのお店のデフォルト状態での塩スープは初体験。魚介系と動物系の見事な一体感!そして高まる鬩ぎ合いを感じる味わいです。ベースの鶏清湯と、魚介系タレの二重奏。まるでダブルスープかのように味わいが映える!。まず最初に感じられるのが仄かな魚介。最初はすごく節系のエキス感が高いと思って、それが塩気と結びつくものだから「塩中華!」って言う主張すら感じる味風景。
 
 そしてだんだんと舌が慣れてくると、他の味がじわじわと感じる余裕も出てきます。節系と思い込んでた魚介旨味の中には甘みも感じられて、その落ち着き加減から煮干と察します。片口のような苦味と香ばしさがとても低い為に、白身魚系かうるめの類かと邪推しますが、スッキリした魚介イメージがずっと続く。そして後味に塩気を感じ、さらにその先はほんの微かな酸味すら覚えます。白醤油??と勘ぐったけど、それはないか・・・。ともあれ意外と魚介のイメージが先行するのは意外でした。これも風邪ひき最中の馬鹿舌ゆえのことか??。
  
 しかし中盤からは確実に動物系の腹持ちの良さそうなエキス感が表に感じられれます。香味油かと思ったのですが、とても穏やかな鶏ガラ系のスープが広がります。鶏油の色気は抑えめで滋味深いところを追求か?。サラサラに覚える滑らかさで、コラーゲン感覚は低めですが旨味は十分。次第に舌が敏感になってきて、純鶏でもなさそうなイメージがもたげてきます。脂身多めの焼豚がどどん!と投入されているから、そのエキスでも溶け出したかのよう・・・優しい豚の印象も少し感じたか感じてないか・・・?
 
 
 
 
<麺> 田村製麺:柴崎亭譲りの美しきローリング!アルデンテ意識か風味よく芯の柔らかさすらあり!塩出汁に寄り添う小麦風味も楽しい!
 
 この麺のパラレルの美しさと規律正しいローリング。平ザルのなせる技ですね。長い菜箸をこうやって使うのかととても勉強になります。茹で上げ引き上げの麺の塊の中心に箸をあて、引き上げると麺が揃う。あとは平ザルと箸を丼に流し込みながらロールを作り、最後に箸を抜く。今度自宅で、夏の冷やしパスタで試してみようかしら(笑)。
 
 
 とても色白なストレート麺。健康そうな地肌は決めの細かい漆喰のようなツルツル感。見栄えから加水の低さを伝えます。歯ごたえはパツパツとまでは行かない程度の加水の低さと密度感。それでいて緩くともしっかりとした芯を感じさせ、前歯で千切るたびに粉の風味を感じさせます。やがて汁吸い込んでしまうだろうと思ったけど、オレが食うスピードが早いためか、最後までじんわりとした芯の風味がキープ。これは気に入った!。
 
 
 
 
<チャーシュー> 高級オードブルかと思える肉旨味の濃ゆさよ!大判肉厚が4枚の大奉仕品!
 
 盛り付けも美しいが、肉自体も実に美しい!。赤身のピンクと、乳白色の脂身のバランスがとても良い肩ロース肉。これには一部筋があるはずんだんが、見事に排除?。そしてどこから歯を入れても優しく千切れるようになっています。今をときめく低温調理の傑作、半レアチャーシュー。これが大判で4枚も入っているから確実に嬉しい(少しミドルサイズのも紛れていたから、正確には5枚??)。
 
 割としっかりとした薄味(矛盾した表現?)。薄い旨味が集まってしっかり深まるといったところ??。半レアなのに熟成かと思うほどに肉旨味の風合いが頼しかったです。だからとても高級に思えてしまいました。食っても食っても肉がある幸せよ!。一番最後の一枚は、少し湯だってしまった色合いになってしまったけど、それでも汁を吸い込んでいたから、それはそれで良しだね。カップルで訪問して、一人は焼豚追加して、あとはシェアするとよろしかろうですな。一度この店は嫁さん連れてこようと思ってます。この肉は彼女も褒めてくれるはず。
 
 
 
 
<具材> メンマ侮るべからず!
 
 短く。小ぶりな材木状ですが、メンマが快感!。たまたまなのか繊維質の細かさが素晴らしく、噛みちぎっても一つの個体のようにブチブチと切れる感覚がなし!。そしてちょうど味の浸透もよく、塩スープを邪魔しない。冷酒にはぴったりですね。
 
 
 
 
 総じまして「明るさと美しさに崇高感すら覚える春爛漫な肉塩中華そば!」と言う感想。結局こういう一杯に戻ってしまうのか、食ってて心が喜ぶ。嗚呼、長い連休もこれで最後で締めくくりの一杯。相応しい質感だったと満足です。後半風邪の微熱で苦しんで、予定していた遠征活動もできなかったけど、地元周辺で普段行けてない店をフォローできたし、近場の有力な新店舗も訪問できたし!。これでまた仕事が始まり夏休みまで気が抜けませんね。引き続き令和のラーメンを探訪してゆきたいと思います。そんな決意をしつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   連休も
   あっという間の
   終焉に
 
 
 
   塩っぱい思い
   塩出汁沁みる
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「[限定]彩り野菜とあさりのタンメン」@中華蕎麦 はるの写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/04/000000
とまそんのYouTube:https://youtu.be/VuTWyK4og64

<春盛り実感の大型連休!それらしいのを求めて食って来たよ!>
 
 ツイッターで春限定メニューがあまりにも綺麗だったから、思い切って突撃してみました。「タンメン」が見たこともない風貌だったもので!。そんな前のめりで勢い余って、開店より少し前に到着したところ、ところがシャッターがビッチリと閉まってた。あれれ???全く中の動きが感じられん。嗚呼・・・・休業か・・・と膝落ちの悔しさ。もう泣くしかないよー。それでも、こじつけのように近くのユニクロで買い物して、この地にやってきた意味合いをつける。で、もうとっととここを立ち去って、鷺ノ宮へでも向かおうと思ったところで店を見たら、なんとやっぱり開店してた(汗)。早合点が過ぎて、全く余計な買い物をしてしまいました・・・・、もっと落ち着いて行動しろよオレ!。
 
 
 
 
<全体&スープ①> あさりの滋味が沁みるぅ〜!野菜の甘みに染まるぅ〜!まさに春の命を味わうようだよ!
 
 おおお!この麺顔の美しさに会うためやって来たのだ!まさに彩り!春の生命の躍動感に溢れるような和み明るい元気な色合い。日本の大衆タンメンを、仏プロヴァンス風に仕立てるとこんな感じになるのでは? 日本の春を表す緑は菜の花だ。しっかり色濃く存在感を表しつつ、菜の花の間をゆらゆら行き交う蝶々のように、ぱっくり開いたあさりがあちこち散らばってる。まるで春の菜園のような麺顔ではないか!。そしてGWに食うべき一杯。心まで華やぐ。
 
 これは食い始めてから終わるまで、ずっーーーと楽しい一杯でした。まず最初の味わいは、野菜よりも「あさり」が勝ちでした。勝ちと言ってもどぎつくなく、じわじわと滋味溢れてその旨味を拾い集める味風景からスタート。まず出汁を小ぶりの中華鍋で温めつつ、冷民させたあさりを5粒投入するところから調理は始まるようです。そしてあさり貝殻の開き具合を見計らって、釜へ麺を投入し、予めまとめてあった野菜たちを中華鍋へと放り込みます。よって炒めというより「煮出し」感覚のあるタンメンであり、具材たちもストレスなく旨味を吐き出すと言った味の心象です。この5粒もあさりがあれば十分で、出汁が具材全体に浸透するというプロセスです。あさりの味フォーマットで物事が進んでゆくよう・・。一見裏方のように感じる貝の煮汁が、ここでは全面的に明るく振る舞い、塩気に響く旨味がもうたまりません。
  
 そして野菜の甘みに徐々に意識は向きます。水分多めな野菜たちですから、熱と出汁の影響でゆっくりと風味を吐き出す。一番印象深いのは、キャベツともやし。キャベツのナチュラルな甘みと、もやしの仄かな甘みが、あさりの味を邪魔することなく、静かに浸透してゆく様子。野菜をあさりの塩気で頂くという格好になり、口に含むまでのあさりの印象が、ゆっくりと彩り野菜の味風景に移ってゆきます。
 
 
 
 
<全体&スープ②> 味のまとめ役は・・・鷹の爪!
 
 穏やかな春霞のような味風景に全体が染まります。春野菜の甘みと、あさりの滋味。決してボヤけた味わいではありませんが、そこに凛とした筋を通すのが「鷹の爪」。ほんの少しですが、汁にゆっくりと溶け出して旨さがいきなり立体的にすら感じ始めます。
 
 野菜に対しては甘さに辛味が加わり、旨さの軸が一気に線から面になったようなイメージ。例えば具材に入っているプチトマト。この旨味成分はベースの出汁に使われている昆布と同じグルタミン酸。なのでそれだけでも十分に旨いんだが、フレッシュな甘さにピリリとした辛味が加わると一段と突き抜けた美味しさに昇華したイメージです。ふやけ始めた鷹の爪と一緒に野菜を食うと美味いから是非試してほしいかもー。これと同じような展開が、あさりの旨味成分コハク酸でもイメージできるという感じです。
 
 
 
 
<麺> タンメンらしい中太で密度控えめの汁を吸いがち麺!微妙なボコボコ感が馴染む!和む!
 
 流石に麺は、通常の麺とは変えてますね。ややグラマスな中加水の麺で、健康的な黄色が玉子麺の上質さを感じさせます。打ち込み・粒仕込み・密度感としては、やや低めで、前歯では小気味よくスパスパと切れ込む。風味よりも汁を吸い込ませた旨さが得意な感じで、ぐいぐいと旨味を吸い込んでゆきます。形状はきっぱりとしたストレートさはなく、ミクロにボコついたようなフォルム。表層薄皮一枚だけ、茹で上げの透明感が見て取れました。
 
 タンメンにぴったりな感覚。いろんな野菜をよく引っ掛けては混じり込ませます。特にモヤシとは絡みやすく、麺とは対照的なシャキシャキとした歯ごたえと一緒に奥歯で潰す旨さと楽しさは格別。個人的にはマッシュルームと絡んで奥歯で潰す時の味わいが好き!。マシュルームも干し椎茸と同じようにグアニル酸を含んでいるのでしょうか・・・。小さくても濃密な旨味を深く滲ませるので、炭水化物と一緒に潰すととても美味いですね。あとはもうスイッチが入ってしまって、無意識でズボボボボっと一気に啜りあげました。もともと汁の持ち上げは低いので、レンゲで汁を掬いつつ一緒に味わう!。
 
 
 
 
<あさり> 出汁煮立ちで開いたところを瞬時に仕上げる!一人前づつの丁寧さ!
 
 粒を数えるのは意識しなかったんだが、殻を置く小皿を用意してくれたから、積み重ねてゆくと5粒あった。十分満足。上述の通り、作り置きのできないあさりの煮汁。なので一つの中華鍋で一人前ずつ、熱であさりが開くのを確認しながら、作り続けるのね。貝殻が開いたばかりの身は、熱々でふかふか。嫌味のないジワっとくる味わい。5粒もあれば丼全体に行き渡らせるのに十分です。旨し!。
 
 
 
 
<彩り野菜> 春の菜の花!夏のズッキーニ!季節の移ろいを表現
 
 一体何種類野菜が入っているんだろう。キャベツ・ズッキーニ・菜の花・マッシュルーム・プチトマト・モヤシ・オクラ?・・・・そしてこの店のシンボルアイテム「たけのこ」。春の「菜の花」と夏イメージの「ズッキーニ」が何となく共存しているだけで、季節の移ろいを感じさせていいね。またキャベツが葉野菜の中でも部位によって色合いや歯ごたえ、香りも甘みも変化あるため、もっといろんな野菜があるように思わせてくれます。食い進めていくうちに、これって「タンメン」だったことを忘れてしまいそうな、華やかな上質感がナイス!。
 
 
 
 
 総じまして「食うだけで季節と命を感じる一杯!旨さは誰にもウケるボーダレスな崇高タンメン!」と言う感想。後客も次々とこれを注文してたので、人気の高さが十分伺えました。一人オペな店なので、大変だと思うのだけどテキパキと調理が進んで、そんなところも仕事の確からしさがうかがえる!。いい店です。どうも季節毎に限定を開発し続けている見たい・・・迂闊にもこれまで食い逃してました。本来限定麺を追いかけることはしないのですが、ちょっとここのは定点観測かな!。アクセスに苦労しない方には激しくオススメです。そんな感動と応援を込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   盛んなる
   木々の息づき
   春爛漫
 
 
 
   季節と命
   溢れる湯麺
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「味玉中華蕎麦<塩>」@宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/03/000000
とまそんのYouTube; https://youtu.be/Deapi3Yilxw

<大型連休だから呑んだくれ〜、しじみエキスをくれぇ〜・・・には丁度良い新店舗>
 
 いいね〜雑色!。天気もよかったからか。大田区のいい意味の庶民的感覚がいい。ベロベロな酔っ払いが道に座ってとぐろまくことは一切なく、とっても健康的な商店街。酒のアテに最適なテイクアウト専門庶民的焼き鳥スタンドも煙もうもうとあげる横では、スーパーな八百屋が元気だ。途中、たい焼きやがあってそこそこ人気。ここではスイーツはたい焼きなのだ。またドトールはあったものの、絶対にスタバが相容れない雰囲気がオレは好きだね。短い横断歩道で車が通らなくても信号を守て横断歩道で待つ。民意度も高いのだ!。歩きタバコも1人にしか居なかった!。何となく素晴らしい!。
 
 
 
 
<全体&スープ> 確かにしっかり・・・そして優しい「しじみ」感覚!他の出汁エキスがマスキングしない計算高さ!
 
 おおお!このスープの霞具合!・・・貝好きなら直感的に分かるエキス感!。アサリが「陽」ならば、しじみは「陰」。そんな滋味の中の滋味を感じる、和風な落ち着き。まさしく「令和」を迎えるにはフィットする淡麗塩しじみ汁であります。しじみの出汁などは、その実力にしては、何となく派手な扱いされず、陰に隠れた存在。しかし令和の時代は、そんな陰の力がパワーを表に発揮する時代なのでは?・・・・と、ちょっとノストラダムスってみたオレです。
  
 いや〜、そうも言いたくなるよ。しじみのラーメンは初体験ではないが、これほど「しじみ」味が、ラーメンフォーマットとしての成立と完成度を感じるのは初めて。都内では毎日のようにラーメン店が開業しては潰れていく。そんな中で「しじみ」でいきなり独自な「居場所」を見つけた感がありますよ。ただ・・・オレはラーメン変態的だから、一般的基準にはなり得ないからごめんなさい。
  
 それにしてもこれは、フツーに「塩ラーメン」と一緒にしていいのか?。塩味オフされてるんじゃないかと思えるほど、しじみの滋味に賭けた感を受けました。しじみの滋味を生かす!そのために塩自体の味を出しゃばらせてはいけない。関東では特に「塩味」は旨味と直結するので、これを抑え気味にするのは勇気に匹敵すると思うんだが・・・・。しかしいいバランスを見つけたものだよ。出汁の旨味を受け入れて表立った旨さ。もし不安定さがあったとしたら、照れ隠しと解してほしいくらい。
  
 スープを確認するために、レンゲで汁を透かして見るけど、その霞具合が・・・嗚呼「貝類」エキスそのもの。分かる人には伝わるはず。貝の旨味って、動物系にも、他の魚介類系にも混じらない旨さだから扱いにくい。また他のエキスと相乗効果が薄いばかりでなく、濃すぎるとエグくなる言う欠点があるから扱いにくい。だから、貝の旨さは「ピンポイント」。それを敢えて一般大衆的ラーメンに応用してこの旨さだよ!。付加価値のすごさが少しでも伝わっただろうか。新規開店で、しじみラーメン専門ってすごさが少しでも伝われば幸いです。
 
 
 
 
<麺> 菅野製麺所:しなやか物腰印象的な角細!ストレートやや多加水麺!しじみ出汁吸込み淡白な雰囲気封じ込める崇高質感!
 
 非常に素直な麺ですね。粉感とか風味感や甘みで強くアピールすることなく、汁を吸い込んでただ寄り添うだけのような清々しさ。麺で淡麗と思えるのは珍しいかも。汁を十分に吸い込んであっけなく糖化して甘みを吐き出す単純さをあまり感じません。グルテンの主張はとても少ないが、汁を吸い込んでからの旨味昇華を期待したい。麺に沁み入るしじみの旨味は、マスキングされることなくそのまま炭水化物を介して、口の中に浸透するようなイメージですよ。これは面白い美味さ!。
 
 ちなみに麺量はやや少なめ。ただオレのようなオヤジには、滋味深さを堪能したのもあって、もうこれで十分楽しませてもらったという感じ。因みに丼は反り返った現代風の形。最後を食いきるのが難しいタイプ。汁と麺を少し残しておいたほうが得策ですよ。その勢いでまとまって飲み干せば、完食完飲達成ですから。
 
 
 
 
<チャーシュー> ピンク色の半レア感キープのライトロースト豚チャーシュー!見栄えより淡麗で滋味深し
 
 この店には、チャーシューに違いを楽しんでもらうために、サイドメニューに2種類のチャーシュー丼があるのです。「吊るし焼きばら丼」と「ローストポーク丼」。塩系の中華そばに乗ってるチャーシューは後者が配されます。同じ肩ロースなのか?。肉質がメインの部位で本当に肩のトップ部分にあったものか?。そしてもう片方は明らかに胴体側面からバラ肉方向に近い肩ロース肉?のように脂身が多め。どちらも軽くローストしたような風合いがいいね。低温調理のいいところも踏襲したような外観。
  
 スープが敏感だからトッピングも気を使うね。ダラダラと脂の甘さが垂れることなく、かといってローストのブラックペッパーが強いこともない。薄くそれらが染み込んで、ゆっくりと肉の旨味に結びついています。軽い塩味がじわじわと広がる。後追いで脂の甘さが垂れますが、外周にある胡椒が香味を発散し出して・・・・薄味のくせに味が深い。部位ごとに歯ごたえも違いますし、脂の香味と量も違うから、感じ方はかなり左右されますので悪しからず。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 少し緩めのトロトロ感!淡い塩ダレ風に浸透したナチュラルな卵味が全体を邪魔しないね!
 
 最後に味玉。これだけ繊細な汁だと、卵黄が混じることも気おつけたいし、味玉製造としても計算に入れたいところだと思ってた。ところが、実際はとても緩めな卵黄で緩々トロトロ。すーっと溢れて汁に混じって濁りそうなほどです。浸透した出汁はシジミに直結しない。素直な塩系の溶け込みが玉子本来の味わいを引き出してくれる旨さ。まさにナチュラル。そして微妙に甘みを感じさせる出汁も含まれているようで、塩気と甘みのハイブリット感。思い切って白飯に乗せて、そのままぐちゃぐちゃさせて食らうと旨そう。とっても上品な質感なんだけど・・・・。
 
 
 
 
 総じまして「想像以上の大人の落ち着き感じるしじみエキス展開!オレの肝臓大喜び!」って言う印象。評価高くていいと思いますが、親子連れで来てる方々には、子供には醤油をお勧めするとして、大人はやっぱりこっちだよ!。今後更に軌道にのると、和え玉とか出てきそうですし、これは気になる!。落ち着いた頃に・・・日本酒のラインナップ追加もお願いしたい次第。大人の旨さが得意そうなので・・・。そんな今後の期待を大いに寄せながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   雨上がり
   令和始まり
   清々し
 
 
 
   薫風香る
   しじみの癒し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「柚子塩+豚チャーシュー+煮玉子」@IRUCA-Tokyo-の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/02/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/fkZmrfnh5kQ

 それにしても贈花が凄く華やか!一燈の坂本さんからのが一段と存在感あるかな?。開店と同時にあっと言う間に店内に人が吸い込まれて、外待ち客発生状態。そして次々と行列が長くなり、結局ざくっと20〜30名はこれを目指して集まったと言う流れでした。オレもネチネチ情報チェックしてる方だが、みなさんもスゲーぜ。
 
 
 
 
<全体&スープ> 丸鶏の芳醇さにガラのエキス感たっぷり!魚介が染みてググッと落ち着きと華やぎ感じる塩感うまし!柚子はナチュラル清涼感!
 
 おおお!なんのなんの!見た瞬間から美味いヤツって分かりますよ!質感の高さが込められており迫力とすら思えますもん!。巷で近年あるある系なネオ中華そばには違いないが、スープの濁り具合は、素材煮出しの丁寧さが如実ですよ。手間を感じる素材コンプレックスな霞み。それが旨さを感じさせる!。
  
 ともあれまずはネオ中華にしても、どんな展開か楽しみで確認し味わいましょう。まずはネットでのSNSでの触れ込み通り「名古屋コーチン」なる鶏系の味わいは想定以上の美味さ。すごく好きになりそう!。霞んだ塩スープ感から、鶏油のバターのような濃密な甘みはないと想像してたがその通り!。ではぴっちりとした鶏清湯かと言えばそうではなく、ググッと芳醇なのですな・・・・。きっと手間をかけた丸鶏の煮込みなのだろうと思ってたら、実はウンチクがきによればもっと手間があった。大山鶏のガラも煮出した二段仕込みとは!。乾物系が濃ゆいのかと思ってたオレって馬鹿舌〜。
  
 また魚介系はほのかに察しがついたつもりでいたが、煮干のような落ち着き感がありつつ、独特のエグ味は全くない。節系でも中には香りが強めもあるよなと思ってはいたが、ウンチクがきによれば、トビウオと他の煮干とありました。なるほど・・・あご出汁主体でだったか。ともあれ、鶏と煮干の二本柱でかなりの奥行きを表しますから、見た目も合わせて素晴らしい仕上がりと言えましょう。さて看板にも書かれている「柚子」。これは良い雰囲気の柚子味展開です。柚子の微妙なジリジリとした酸味と淡い苦味が苦手なら、これはそんなの感じさせませんからご安心を。柚子の皮を摩り下ろした苦味は皆無。確認することなくスープに溶かしてしまったから・・・・無念。
 
 
 

<麺> 急遽麺変更!いやいやどうして!加水低めなのにしなやかな感覚!ゆるりとして粉感覚が実に悪くない!
 
 割と加水が低めの麺。加水が低いと要するに粉と混じり難いから、打ち込みや、ローラーを通す回数が増えると感じてしまいます。だから麺自体に密度感が出てくるのかと妄想してますが、これはパスタ等強力粉での私経験。こちらの麺は、不思議に密度感が低めなように全体がしなやかなのに、「味にしっかりと粉感余韻を残す」といったところです。そこが汁と馴染むと面白い反応をします。
  
 ここからは120%妄想。汁を吸い込んでるのに、粉感の風味あり。歯でちぎった断面は見たけど芯はなし。前歯でちぎってズボボボっと啜りやすいのは、全体がしなやかな証拠。おまけに寄り添うからスープの持ち上げもよろしい。スープを半分すすているのに麺の風味が生き生き。たまらず奥歯へ運ぶと、あとは無意識にクチクチと潰してのど奥へと落ち仕込む事を繰り返すだけ。唾液が溢れるのを自覚しましたが、潰した直後の旨味は、とても上品で泣ける・・・。この麺は、大盛りのときどうするんだろう?。まだ券売機にも、お品書きにも表示はなかったが、替玉にでもするんだろうか?。ちょっとこれは後日再訪問で確認したいところです。
 
 
 
 
<チャーシュー> 鶏むね肉に追加で豚肩ロース!共に低温調理の今風の旨さ!塩気に肉の旨味が舌の上に広がり一気に唾液洪水〜!
 
 いわば完成型・完成美を思わせる肉味ですな・・・。豚肉の見栄えは、もう見るからに鮮烈なサクラ色。いやローズピンクと言ったところか?。旨そうなところを箸でリフトすると、自重で肉繊維断面がバコっと割れて、その隅々までスープが浸透しているのが分かります。妙にスポンジを引っ張ってる気持ちになる。そこを一気に口に入れて噛んでゆく。スポンジを伸ばして吸い込ませた後、一気に絞るのと同じね・・・・。溢れ出る汁は肉の旨味を一気に引きずり出してくるから・・・・もう堪らん!。いくらでも食えるぞ!これもきっとゼロカロリー!。
  
 一方の鶏胸肉もこれに食い方似ているけど、肉自体が少し淡白だから、ちょっと味風景が違うね。豚肩ロースが、噛んで肉汁を引きずり出すような感覚に対し、鶏胸肉は、汁を吸いきった胸肉本体の味変化を楽しむような感覚。鶏胸肉に含まれる下味スパイスに、スープをぶつけて一体感を味わうような感覚かな・・・。何れにしても、豚も鶏も最高の仕上がり具合。さすが凪と一燈を経験してきた店主だね!。
 
 
 
 
<メンマ> 不思議な「甘みと円やかさ」の調和が面白いね
 
 ちょっとだけ気になったので短く。柔らかいメンマの代表である「穂先メンマ」。この穂先メンマは少し主張してた記憶です。筍の煮付けに近い旨さもありつつ、何か香味が何か添えてある。何だろうこれ・ってずっと食い終わった後も考えていたんだが、自宅で酒飲みながら、桃屋の「やわらぎ」を食った時に気が付いた。「やわらぎ」にオレはいつも胡瓜の千切りと、胡麻ラー油をかけて食うのだが・・・そうかあれは「ごま油」の香味ではなかったかと!。またこれを確かめに行かなくてはならなくなった(笑)。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし> 熟成というより出汁感の効いた甘味がまろやか
 
 メンマの発想にも通じるのが、味玉(煮玉子)。いつも「熟成した旨さ」「マチュアな甘み」とか述べてるb分ですが、素材本来を超えた別の旨さへ昇華した例えです。基本的には味(出汁)の足し込み。卵黄が半熟であったり緩めだったり、白身がフルフルで柔らかいと、足し込む味の一体感が高まります。さてこの味玉・・・割とハードな熱通し。芋羊羹より粘度が高い。自分のこれまでの考えだったら、味の一体感が低いと思って塩をふるところだが、なんのなんの・・・・・芳醇な出汁感溢れる旨味。甘さとすら言っても良いですよ。白身なんて深い浸透感じさせる色合いで、しかも全体にムラがない。これは意外とご飯と合うのかもしれません。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 

 総じまして「東久留米に新たな崇高ラーメンの脈動!令和の名店誕生か?」と言う旨さに応援気分。まだ開店初日でこの質感。多少のバタバタ感があったり、またメニューラインナップもシンプル。今日は助っ人いたけど一人オペにいずれはなるのか??。しかしここは人気が出ますよ。行列のびて近寄りがたくなる前に、まめに再訪問させてもらいましょうかね・・・。令和初日にいい店めっけ!。そんな喜びと共に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。(「凪」と「一燈」での経験と縁で今後発展してね!)
 
 
 
   五月晴
   穏やか凪の
   初船出
 
 
 
   いつも絶やさぬ
   感謝の燈
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走でした!!!

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「チャーシュー麺(塩)+煮玉子」@神名備の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/30/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/u8REHZqrqOs

<平成のうちにカタをつけたい一杯!迫力の肉とホスピタリティを求めて!>
 
 東京に住んでて、これほど食っておきながら、まだまだ都内の探訪宿題が終わらない。今回のとんでもないロングスパンの大型連休に、一つでもクリアしたいのが「神名備」さん。スゲー頭のいい学校の生徒さん達が、クラブ活動から下校してるところに混じって、テクテクと西日暮里駅から歩いてやってきました。嗚呼、やっぱり案の定シャッター行列。連休中は空いてるかと思いきや、やはりラーメン好きは考えることが同じなのかもしれません。
 
 
 なぜこれまで訪問を後回しにしてきたかって? それは価格設定の超強気なこと。千円の壁は優に超えておる上に、ちょっと拘りを追加すると、二千円超えますからね〜。もうこれは盆か正月な気分でしか訪問できないわけです。なのでせっかく来たのだから、ここでヘタレてはいかんと「チャーシュー麺(塩)」に煮玉子」を追加させてもらいました。さてこちらの特徴は価格だけではありません。接客のホスピタリティ。ホール担当の女性の接客も興味があるところ!。なるほど〜〜〜噂通りでありますよ。詳しくは拙ブログにて。全体が長いのでいつもここでは、一部カットしてます(笑)。
 
 
 
 
<全体&スープ> 豚エキスが芳醇なれど薬膳思わせる複雑旨さ!飲み干して罪悪感なし!
 
 なにににぃぃぃーーー!噂以上、予習以上の肉迫力!これはマジで天地返しすらままならぬバランス感覚で肉が山盛りに盛り付けられてる。断崖絶壁の孤島のような気高さか!。中にはもやしがあり、重さを緩和しておりスープは濁り系なものの、多少ライトでコラーゲン的には低め。ヘビー級一辺倒でない調和のとれた感覚で、一見ワイルドだが丼のなかはエコシステムって感じです。
 
 まず肉にガッつきたい気持ちを抑えて、最初にやることは、溢れそうな肉の一部を取り皿に移し替えること。レンゲさえ入らないからね。そしてようやくスープを味わうが、思った以上に優しい塩気の輪郭。またもっとオイリーと思ってたがゴクゴク飲み干したい感覚になってしまう。ただ色んな味わいがして、動物系と言い切っていいのかも分からなくなる。とにかく複雑な旨さ。

 とは言っても、豚骨豚肉の煮出しは感じます。アク抜き完璧で余計に骨髄溶かしてないようなスッキリ感。口の周りがベトつかない。でも魚介系や乾物も溶けているような旨味が深く、因数分解が出来ない。それに豚だけでなく鶏コクも滲んだようなまったり感もあるかのような複雑さ。なので全体的には塩気よりも素材旨味の方が印象強いかな。個人的には塩っぱくなく、マイルドなエッチングでありました。
 
 また、ポイントは八角。八角が少し溶けているようなイメージ。これがあると言うことで、かなり全体的には薬膳的なスープ感に支配されているような気がします。だから過度な塩気が抑えられているとも言え、脂質摂ってる罪悪感が軽減されるような思い。食って精算するときに見えたんだが、クコの実やら健康に良さそうな調味料がありました。なるほどー、これは無化調以上の気配りって感じます。汁飲み干して正解。
 
 
 
 
<麺> やや肉厚な細麺!軽くうねった素朴さ!重く感じさせずスパスパ食わせる馴染み易さ!
 
 食う前から迫力の肉と、複雑な旨味と薬膳系機能を含む出汁という・・・超個性の強さを受け止める麺。なかなかハードルが上がってしまいますが・・・・うん!それらとうまく合わせた感じがします。つけ麺とか濃厚系な汁系で馴染み深さを覚える、中加水で肉厚な細麺。汁系では中太一歩手前な感じで、つけ麺では細麺イメージなフォルムです。縮れはないんだが、多少の捩れとボコボコ感があり。それだけに素朴感が全体に漂い、肉のワイルドさと妙に合います。
 
 一見もちもちしていそうですが、密度感がやや低めで弾力的とは言い切れぬ質感。密度感も低めでどちらかというとスパスパと前歯でリズミカルに切れ込むのが楽しいタイプ。何となくチャンポン麺にも通じるところはあるんだが、小麦風味はこちらの方が強めって感じられます。汁を吸い込み易いかなと思ったんですが、脂も吸い込んだようにニュルッとしますので、見栄えよりはライトに啜って食える感じ。奥歯では一撃でクチリと潰れて、汁の脂質の旨味と、麺の糖化した旨味がぶつかった一体感がまさにうまい。
 
 また薬味のネギと混じったもやしがいい仕事をしており、この多少ボコった麺と直径サイズが合うのか・・・妙に絡みまくります。クタッとした感覚も低く、スパスパシャキシャキとこれらが合わさった歯ごたえがまた面白い!。トッピングの追加で、もやしってのもありかもしれませんが、すごくこれ以上高くなったりするカモだな・・・・悩ましい。
 
 
 
 
<チャーシュー> 食っても食っても減らない気分!仄かな八角風味が染みて自重で崩れる柔らかさ!
 
 一枚で、小型スマホ並みのインチ数と厚さ。一枚一枚が確実に iPhone SE かそれ以上の体積があり、それがトランプでいうブリッチを作るように肉の角と角を合わせて立たせている・・・そんな気さえする盛り付け。それが360度ぐるりと合わさってて、誠にインスタ映えする画角を捉えることが可能。多分、ここでラーメン食ってスマホで写真撮らない人ほぼゼロなんじゃないかと思います。
  
 さて肉。豚と言えば二郎系のコテコテ脂身コラーゲンが醤油で煮られたようなオイリー仕上がり。ワイルドな肉ならこれを連想するが、それとは真逆。どちらかと言うと、程よく脂が残っているものの、全体的にはスカっとした脂の抜けがあって、そこがまた汁を新たに吸い込んで旨いと思える出来具合。個人的には、東池系大勝軒で見かける肉に近いかと。アップして見ますと、赤身と脂身が入り混じり赤身の隙間に脂が再浸透して固まったよな質感。また別の肉は表面の肉繊維が割れたように隙間が細かく出来て、そこに汁を入れ込んでまさしくスポンジ化したものもあります。
  
 確かに冒頭で説明してくれたように、これだけ肉があると麺と汁の熱を奪ってしまうというものだよ。冷たいんじゃなくて、汁ほど熱々な肉は期待できないものだから、どうしても温度差と体積の差があって肉に熱を奪われてしまう。しかしスープとは逆の立場だと、汁吸ってまた生き返る以上の旨さをゲットした感じで味変化したかのような旨さを獲得です。
 
 見た目ワイルドだから、多少の歯ごたえあると思ってたんだが、全然柔らかい。この分厚さとこのサイズで成立するんかいと思うほどで、箸で少しリフトしただけでも「完全に持ち上げたら割れそう!」と思えますもん。繊維の割れ目に箸を入れて、その手の少しの力で容易に割れます。これは最後まで気をぬくことなくしっかりと味わい尽くしました。何と麺をはじめとする固形物を差し置いて、丼に一番最後に残ったのは肉だった。食ってる最中、並行して肉食ったつもりだが・・・。肉好きなら一回食っておいて損はないと思う!。
 
 
 
 
<味玉ハズレなし!> 玉子本来の味キープで優しく染みる出汁!ほんのり甘みが好印象!
 
 味玉は100円。しかし外税。トッピングと麺大盛り価格は、常識的な価格設定で、ここでは格安に感じてしまいます。さてこちらの煮玉子(味玉)、かなり白めな色合いですが、白身を箸で触ったり、前歯で噛んだ潰れ方からすると、とっても深く浸透した出汁で、フルフルとしている感覚がいいです。かなり浸透している割には熟成したような甘みの強さがなく、割とすんなりとしているのが印象的。フレッシュさが残っているし、また玉子本来の風味も色濃く感じられます。卵黄は緩めなタイプで、慌てて食うと弾けるかも。ゆっくり味わいましょう。季節の炊き込みご飯とも相性が良さそう。嗚呼、やっぱり今回もいつも通りに、味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「ド迫力なワイルド見映えに反して、優しさ極まる柔らかチャーシュー麺!肉好きなら一回食っとけ!」みたいな感覚。食った後、ほとんど肉しか印象に残らずかもしれませんが、体に負担かけない自然食重視の姿勢も強い。これはまた折りをみて醤油か、酢辣麺も食べてみたい!そしてまたあの接客の姿勢も体験したいし!。そんな感じでご馳走まさ。感謝の気持ちも込めて、とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。
 
 
 
   麺探訪
   平成浮世の
   締めくくり
 
 
 
   レベル凄いぜ
   価格と旨さ
 
 
 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「味玉生姜塩そば」@煮干しつけ麺 宮元の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/25/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/afhHum9kcBY

<憎々しき憂さ晴らしに 肉肉しい生姜そばはいかが〜>
 
 今回は煮干し狙いじゃありません。生姜狙い。前々から気にはなってて、いつか食おうと思いつつ、どうしてもいざ来てしまえば煮干しの誘惑に負けてきたオレ。今回は、煮干し専門店がくりなすレギュラーメニューの「生姜そば」をゲットです。どうせなら濃厚煮干しと一番対極になろうと思われる「塩」でさっぱりと頂こうとと言う算段!。
 
 
 
 
<全体&スープ> 生姜の滋味がキレッキレ!ジットリしたエキス感なのにどこか爽やか!肉香ばしさも浸透したスタミナ感!
 
 おおお!意外にフツーに素朴な麺顔で逆に驚くかも?。今ではすっかり煮干しの名店なんだけど、元は一燈系譜の崇高感を引き継いでいる。なので実はピッキーンン!とした張り詰めた崇高感があるものかと思い込んでおりました。霞んでいる出汁感も想像以上に濃ゆいイメージだったからかもしれない。しかし、次第に分かってくるエキス迫力。少しばかり肉の香ばしさも香ってくる。
 
 スープを一口飲むとこれが一転して目が覚めるような味わい!当然ながら生姜の突き抜け間が実に爽快!。ジリジリっと感じさせる滋味が深いっというより刺激的。塩ダレが意外にじっとりとしているのがむしろバランスいいといった感覚で目が覚める思いがします。最初の生姜の刺激がたまらんので、次から次へとその刺激をまた求めようと食い進む。すると生姜一辺倒だった頭の中が次第に因数分解されてゆく思いが続くのです。
 
 まず、塩が生姜のエキスの中で映える!のびる!と思った矢先、感じ入るのは動物系のエキス感。味わい的には豚骨煮出しで軽く濁った感覚。なのだが表層に浮く少し粘りある油膜に鶏系の含みも可能性として感じる。煮干しの店なれど、煮干の魚介を感じないというところも少し面白い。また次には、肉焦げの香ばしさがじわじわと感じ取れ、それが生姜の清涼感に不思議と寄り添う。いろいろ味わってみると、スープの塩気にはチャーシューから染み出るエキスも含まれているみたい。後々肉を食らうと旨さに泣けるのであるが、その肉汁が明らかにベーススープにも染み出ているはずなんですwwww。肉焦げの一部がスープの中を浮遊なんかしたりして、意外と最後は肉イメージと肉味わいで締めることとなります。
 
 
 
 
<麺> 煮干しとは打って変わったような・・・ゆるいモチモチ感!腰つきの滑らかさがイイね!
 
 おお?これまたちょっと意外。すこし柔麺傾向ですね。ここまで宮元さんに通ってる中では一番柔らかいタイプ。生姜系スープにはこの傾向にもっていくようですね。密度感はそれほどなく、茹で上げもアルデンテ・オーバー感ありあり。角麺がふくれっ面して丸麺にも感じる舌ざわり。なので腰つきがすごく品やかな上に、表面はつるつうしていて、更に丸みをを帯びているから、すすり上げがとてもライト!。まさしくズボボボボボボーーーーーってすすり上げる喜びです。
 
 しなやかだからスープによく絡むのか。それとも汁吸い込みがいいのか。確かに極細でもないタイプなのに、汁との一体感はすばらしいね。そして所々、肉の欠片やチャーシューの欠片なんかを貼り付けてくる。無意識にチャーシューの欠片と合わせて食い続けてました。ご飯みたいな感覚だったのが不思議。
 
 
 
 
<チャーシュー> オーダーを間違ったのかと思うほどボリューミィーで味わい深さ!お得!!
 
 おいおい!マジか!!これでデフォルトの肉量?巷のちょっとしたチャーシューメンを凌駕してると思うほど、ボリューミィー。そして好み!。肩ロースにくが2枚大ぶりで入っているな・・・と喜んでいたらそれだけでなかった。その下にごっそりと埋まっており、肉の端っこ部分がゴロゴロって投入。これは嬉しかったねー。しかも味わいが2段階に楽しめる。
 
 まずは表面の焙り。これが実に薫り高い。脂身の甘さもいいが実はつけダレが焦げたような味わいが滲んで、その風味とダブル効果で実に楽しい一杯い仕上がっている。そして次にあるのが、生姜エキスの滲み。今回は塩そばなんだけど、肉が汁が滲むと生姜醤油っぽい味にリンクしてゆき、その味がカエシの酸味としてすごくキリリと引き締まる。よだれが出まくる。肉一かけらで白飯かるく一杯は食えそうな旨さ。この肉目当てで近いうちにもう一度来てもよい。次回は醤油そばにして違いを楽しむのも一興かと。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> ややネットリ度合いが高くともゼリー感覚がナイスでマチュアな甘さ!
 
 毎度毎度の味玉。しっかりと温め直しされた良品で、表面だけ深くタレ味浸透しているように見えて、実は深くまで浸透。卵黄は全体がハードジェル状態になっており、これが一番舌の上に絡み合うタイプ。フレッシュな玉子本来の味も残るが、基本的にはタレが染みた熟成っぽく深い甘味が印象に残ります。これは飯にも酒にもなる味玉。相変わらずのレベルの高さがいいね。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「もはやすっかり二枚看板!宮元流生姜中華皆伝!なる誇らしきじっとり生姜感!」という感想。生姜系って食べたくなると探すのが面倒だったんだが、こんな定番なスポットを見逃していたとはこれまで誤算。次回、更にエキサイトしそうな肉まみれの風景で、この生姜と対峙したい次第。夏に向けてバテないように今からスタミナ補給だ!そんな少し興奮が収まり切りませんが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   ひたい汗
   初夏を感じて
   やる気だす
 
 
   清涼生姜で
   スタミナ焼豚
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「味玉らーめん 塩」@麺屋 信醸の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/21/000000
とまそんのYouTube; https://youtu.be/XHVPsZHZJTs

<「シンジョー」は九州宮崎に移転してたのだった・・・気を取直して初訪問>
 
 「牛王」の右隣。なにも隣同士でラーメン店並ぶことないのにと思うけど(汗)、牛王の方は何となく人も入っているようだし、ラーメン系SNS露出も多いからそうなるよね。ランチタイムだというのに少し心配になりながら 、先客ゼロの「麺屋 信醸」へ入店しました。
 
  とても物静かそうで真面目そうなご店主の一人オペ。ほぼ居ぬきのまま。勝手したる初訪問ってな感じで、券売機メニューを眺めます。BGMは確かラテンっぽい明るい曲ですが、店自体がこれから動くって感じ、妙に静かに感じますな。純朴そうな方に食券を手渡しました。何となく塩気分だったので、今回は様子見で「味玉らーめん 塩」。お熱いですからと・・・とても丁寧に厨房からカウンター越しに乗り出して配膳してくれました。それはこんな麺顔でありました!。
 
 
 

<全体&スープ> 実に質実あっさり感!香ばしいザラツキと節系エキスが素朴な旨さ!
  
 おおお!これはまたオッサン的には好みな日常的な風貌。ハッキリ言って当たり!って感じさせるいい雰囲気です。今風の煌びやかなライトベージュでなく、春霞のような微妙な濁りのある塩だれの半透明感。そして丼の内側に貼りつくエキスの欠片が、なにかしら旨みのヒントを与える感じ。全体的には素朴!質実!そんなほっこりした雰囲気がむしろ旨さにつながるみたい。
  
 実際に味わうと、差し障りある言い方だったらフツー。そうじゃないちゃんとした言い方だと、偉大なるフツーというか、毎日食えるようなアッサリ感。それにやや燻製のような香りがつけたようなイメージです。これは後から入れた香味油の余韻なのか、ベースのタレなのか不明だが、ザラツキを少し感じるものが足されている。よく見ると黒く小さな粒が広がっているのだが、それが香りの主犯格のようです。これはイメージの話だが、「タレを燻製にした」ような雰囲気があって、それが独特。単にフツーな中華そばじゃないとアピール感じる部分です。液体に燻製の香りを移す・・・・て何事か?。小田急線百合ヶ丘のとある店が参考になりましょうが、それよりもっと素朴な香り。
  
 香り高いエキスは、豚系かな?。ラードのようなギトギト感はないから、一層分からんが、本体は鶏ベースのアッサリさがイメージを占めますが、天邪鬼なワタクシは動物系では豚が好き。豚清湯エキスにどうしても期待してしまいます。またあっさり感には、薬味の柚子皮が塩ラーメンとしての主張を感じ、これまた風流な清涼感を漂わせる。塩気もマイルドで、昆布等の乾物系の旨みや、香味野菜のさっぱり甘さも含んでいると妄想に妄想を重ねます。ただ個人的には「節系」。この節のエキスが濃ゆいと感じてしまい、食っている途中から魚介系何だかミックス系なんだか、分からなくなってしまいました。塩気はあっさりと申しましたが、その塩気を突き詰めると後味が節っぽい旨みに行き着くところがある。そして、それがオレの頭の中では全体の出汁イメージとつながる。フツーにあっさりしてるけど、よく味わうと実に面白い一杯。香りと塩気が実は独特だった。
 
 
 
 
<麺> 極細寄りなストレート麺!角があっても丸みを覚えるような〜しなやかさ抜群!
 
 麺の選択が勝利!。このスープ感にはすごくマッチしていると思います。第一印象から口当たりの良さに、快感を覚えました。加水は中程度で、極細にかなり寄ったストレート細麺。アルデンテを丁度超えた感じで、プツプツとリズミカルに歯切れが良いです。また麺の密度感もあまり意識させないので、腰つきがしなやか。そのため汁との交じり合いが素晴らしい。引き上げるだけで綺麗に揃い、毛細管現象のように汁の持ち上げがとてもよろしい。表層の滑らかさも言わずもがなで、ズボボボボボボっとすすり上げた後の、舌ざわり・・・・のど越しのシルエットが滑らか極まるです。
  
 そう・・・妙に滑らかにすべるシルエットが気持ち良いのです。見た目は明らかに切断された角がある角麺なのですが、啜り食っている間の感覚では、「まん丸な丸麺」のようなイメージ。まるで滑らかさは「冷麦・そうめん」に匹敵するほどの感覚です。これが少しスープに混じったザラツキエキスも着実にキャッチし、奥歯で噛むときの旨みとの一体感がたまらん!。これなら大盛カモン!って感じです。
 
 
 
 
<チャーシュー> これは燻しの効いたもち豚感覚!噛めば噛むほどエキス染み出すぜ!
 
 随分と脂身の面積が大き目な肩ロース(別の部位か?)。薄いピンク色した切り口で、オーブンなのか炙りが効いた感じが伝わってくる肉です。これがまた個人的にはハマった!。これも実に燻製が効いたような薫り高さがあって、半生イメージすらあるピンク色の肉が、まるで熟成ハムのような旨さを運ぶのです。
  
 オーバーに言うと噛めば噛むほど味が滲むようで、チャーハンに入れると旨かろうなタイプ。見た目フツーで、ちょっと香りは他とは違うかも。チャーシューメンにすれば、チャーシューからじわじわと出汁が取れそうだね(笑)。帰り際に知ったが・・・限定で肉増しメニューがちゃんとあるじゃないか!。サイドメニューのご飯ものが限定だと思い込んでたオレ。また限定麺を食わねばという宿題を抱えてしまいましたよ・・・。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし> 塩ダレっぽいフレッシュ感!緩めの卵黄が口の中で滑らか広がる!
 
 これは好みが割れそうですが、味玉は緩いタイプ。口を当てただけでプルンと揺れるほどですから、卵黄は緩いと直感でわかります。ゆっくり歯をあてて潰すと、ドロリッチ~ってな感じですぐ垂れる。スープに溶けてしまいそうですね。味わい的にはフレッシュ感ある塩ダレ系に近いという感覚。出汁を含んで熟成し、濃密な甘みを全面的に粘りつかせるタイプとは別物。玉子本来味を大切にした味わいという感覚で、塩ラーメンにはとても合うタイプですな。こういうのも好き。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「偉大なる馴染み深さ!素朴と質実と真面目さ沁みる良質中華そば!」と言う感想。ちょっとこれまで訪問まで距離をおいてしまいましたが、機会損失であったと自覚。早速、肉たくさん入った醤油系を食べたくなってきました。それにして、たまたまだったのかもう少し人が入っても良いはず。と思ってたら、また近くに新しい店がオープンするようで・・・武蔵新城も競争激しいですな。何気に応援気分です。そんなエールを送る気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   陽が注ぎ
   薫風流る
   爽やかさ
 
 
 
   食らう昼メシ
   麺もさやけき
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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