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2019年5月23日の大崎裕史の今日の一杯

私も好きな「中華香彩JASMINE (ジャスミン)」(広尾)と中目黒にある姉妹店「JASMINE憶江南」の両方で働いており、10数年の中華経験を活かしたラーメン店を2019年4月21日にオープン。出身は静岡県だが縁あって武蔵新田で出すことに。「いい人が多くていい街ですよ」とのこと。

「MATSURIKA」って、変わった店名だな〜と思ったので由来を聞いてみた。「JASMINE (ジャスミン)」は、「茉莉花」と書くことがあり、これを普通の読み方にすると「まつりか」。それを修業先のようにアルファベットにして店名にした。
よだれ鶏のレシピは「JASMINE」から伝授され、鶏の部位は違うが味付けは同じ。麺類はオリジナルだが担々麺のタレなどは「JASMINE」譲り。ということで「JASMINE」愛が感じられる店主。ちなみにスタッフも「JASMINE」(銀座)出身。

トップメニューは濃厚鶏白湯麺750円。しかし、今回はあえてそれを外して他の2品にした。もちろんウリの「よだれ鶏」をセットにして。

「JASMINE」の担々麺がおいしかったのでそれも食べたかったし、よだれ鶏を「油そば」にかけて「よだれ鶏油そば」にしてもおいしそうだな、と思って同行者を連れて行き、2種類頼んだ。共によだれ鶏のセットで千円。

よだれ鶏(通常ミニで300円がセットで250円になる)は、蒸し鶏に15種類の香辛料をブレンドした秘伝のソースをかけたもの。香ばしくておいしい。「旨辛胡麻みそ担々麺」は三種類の胡麻をブレンドし、干し海老とザーサイの旨み、山椒を加えたもの。自家製ラー油と甘く炒めた肉味噌がポイント。

「バンメン(旨辛油そば)」は、鶏白湯に使っている旨塩たれをベースに旨辛たれやオリーブオイルなどを加えたもの。いろいろな具がのっており、混ぜ合わせるといろんな味が混在しておいしい。日本発祥の油そばとはかなり違う味わいが面白い。半分くらい食べて、よだれ鶏とそのタレをかけて食べてもかなりおいしい。麺はどちらも丸山製麺の太麺。中華系センスが出ていて楽しめた。

お店データ

名物よだれ鶏と濃厚鶏白湯麺 MATSURIKA 武蔵新田店

東京都大田区矢口1-13-15(武蔵新田)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。